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価値を生み出すのは全て自社で行う必要はない

初めまして、Masato Suzukiです。
主にサービスやブランドについてのデザイナーとして活動しているフリーランスです。

前回は価値の生まれ方について書きました。
前回の記事はこちらから

今回は自社の得意分野を注視し強みを活かすことについて書きます。

アウトソーシングは効果的手法

会社レベルの価値を認識したところで、どの価値が自社にとって有効であるかということもバリューチェーンによって分かってくるがはずです。そこで価値の取捨選択を行うこともコストを考えた時に大切になります。

得意分野にできるだけ注力し、場合によって不得意分野はアウトソースにした方が飛躍的に価値を高められる可能性があります。この得意分野を見極めるためにコアリソース、コアコンピタンス、ケイパビリティという3つの要素が重要です。

コアリソース:経営資源
一番優位性を発揮できる部分であり、コアリソースを強めると企業の価値は高まります。
コアコンピタンス
企業の核となる価値ですが、より技術やノウハウの部分にフォーカスしたものになります。
職人の手作業でしかできない特殊な技術や、料理のレシピなどの簡単には取得できないノウハウを指します。
ケイパビリティ
企業が全体として持つ組織的な能力のことです。業者に製品を発注すると他の業者よりはやく高いクオリティで仕上げるなどの組織力の強みのことです。この3つの要素を見極めて強化していくプロセスが重要です。

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