![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132608626/rectangle_large_type_2_d0674c5794c30c7c9d5a6f61c59735de.jpg?width=1200)
僕を支配する誰かのさみしさなど
綱渡りのような帰路で、心と穏やかな時が分裂する。この気持ちをどう伝えたらいいのだろう?わからないから、読み手にもこれを伝える為に、わからないものを書く。
まるで当たり前のように選りすぐられた果実、この無力さはきっと人にしか発生しないもの。詳らかにしていけば、澱みでしかないキメラのような歪な動物。ただし人はそれに従事する。
これは天体にケチをつけるようなこと。やめておくか、と思う。
そう、星や月の話をしたい。いつも僕を救って離さない、風や波にさえ揺るがない光のこと。
勝ち負けや優劣や良し悪しなど無い、ただそこにある圧倒的なこだわり。こんな感じの何かを持った人を、何人か知っている。僕はそんな人を愛したい。
きっと今僕が相対するのは、誰かのこだわりがぶつかって、そのまま深海を進んで、拾い上げてきた地獄の砂。
優しくあることでは辿り着けない、それは力のような、砂。
圧倒的な密度で自分がいるのだから、誰かのことなどあんま気にしてる暇なくないか!?と思った夜にはまだやる事がたんまりある。
一旦考えるのはやめておく、僕を支配する誰かのさみしさなど。
2024.03.01>02
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?