2年ぶりに参加したOTTはやっぱり楽しかった

久しぶりに自分が走る話題を。久しぶりにOTT（オトナのタイムトライアル）に参加してきました。

前回参加したのは間違ってなければ2019年6月のOTT5000m。詳しくはこのnoteに書いてるんですが、自分の5000mPBはこの時出したんですよね。（自己ベスト出してからもう2年も経つのか…）

OTTへの参加も2年ぶりですが、そもそもレースへの参加が2019年11月か12月以来という果てしなく昔々のできごとのよう。昨年はレースが無くなっただけでなく、自分自身も体調を崩していたのでコンスタントに走る習慣も崩れてウォーミングアップも何をするか忘れかけました…。

今回参加しようと思ったのは、OTTに行ったら東京の友人にたくさん会える！という楽しみもありましたが、1500mならギリギリ走れそうだと思ったから。昨年体調を崩して以来ストイックに走ることから遠ざかっていましたが、どこかでシリアスに走り続けることへの火は燻っていて、再開するなら今だろうなと。

3月の下旬にエントリーしたんですが、調子に乗って申告タイム4分40秒でエントリー。1ヶ月走ればなんとかなるだろう、と思っていましたが、そもそも1ヶ月コンスタントに走ることができず……というある意味予想通りの展開。

残り1週間を切って走った距離はほぼゼロという、調整以前に自堕落とも言えるトレーニングぶり。4分40秒は設定が高すぎる…今週末はもう出るのを止めよう…と決め込んでいました。

せっかくエントリーしたし観戦には行こうかな…と。

迎えた今日、朝起きたときも考えは変わらず、やっぱり行くのも止めようかなあと思ってたんですが、シャワーを浴びている間に何故だか走りたくなってきて「撃沈してもいいから走るか。」と思ってレーシングシューズをリュックに入れ、自宅を出発。

京浜東北線に乗ってから「あ、ランニングウォッチを忘れた」と思い、今までレースに行く時なら絶対忘れなかったんですが、こういうところも感覚がなくなってきてる…。まあ、1500mだからよかったけど。

世田谷運動公園に着くと既に1組目が走ってる音が聞こえてきて、やっぱりトラックに来ると自分も走りたくなる……と思い受付へ。ボランティアの中にも知り合いが何人かいてアップを始める時間までおしゃべり。OTTは知り合いとも会えるから楽しい。

スタートの40分くらい前にジョグを始めて、流しを3〜4本。正直、体にキレがなくて全然走れる気がせず…。

スタートして、ほぼ最後列から様子見。最初の300mは57秒で入り、このまま行けそうだなあと思いもう少し前を狙ってみることに。4分40秒台は厳しいにしても、4分50秒台前半は行けるかもしれない。

800mを過ぎて息が荒いものの、付いていくだけの気持ちはあったので1000mでどのくらい余裕を持てるかだなと。おそらく1000m通過が3分14〜15秒。ポイント練習を1年間まともにしてなかった割にはこのペースに慣れている。

1100mを3分34秒で通過。80秒（3分20秒/km）なら4分54秒。76秒まで上げれば4分50秒ジャスト。1100mの通過時はキツいなりにも、ここまで来たならラストは上げられる自信がありました。

右から2番目、黄色のTシャツを着てるのが僕。終始、M高史さんに引っ張ってもらいました。

1200mからギアを変えようとしてペースを上げた途端に全身がキツくなり、ラスト200mで切り替えたくても全然切り替わらず1100m付近で追い越した人々に逆に追い越される始末。やっぱり、1000mを誤魔化して走れても1500mが走れないのはこういうことだなと感じました。

ラスト100mは、腰が落ちて全然前に進まず、なんとかゴールしたという感じでした。タイムは4分57秒2。後からリザルトを確認してみると、1100mまで78秒で回っていたのがラスト400mで82秒。ラストスパートが全然決まらず。

まあ、走っていなかった分、当たり前に撃沈したラスト1周でした。

色々振り返りはありますが、あまり走りに対して感想は持たないようにします。そもそも準備してきたものがないので。

ただ、久しぶりの1500mは楽しかったし、今年はちゃんとタイムを狙ってみたい気持ちが湧いてきました。

あとは、2年ぶりにOTTに出てやっぱり楽しかったです。ツイッターで繋がっていた方とも話したりできたのもあったので。全く調整してなかったけど、あの空気だからこそ走りたいと思えたのも込みで楽しかったです。

また来月も出たいと思います。

そして、今年はスパイクも買ってみようかなと周りの走る人たちを見ていて触発されました。センゴ、もっと速く走れるようになりたい。