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オリンパス(7733)、2Q決算分析と今後の投資戦略

こんにちは、カブアカです。

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==================================11/11引け後にオリンパス(7733)が2Q決算を発表した。
同社の情報を整理し今後の投資戦略を考える。

▪ オリンパス(7733)

内視鏡世界首位。消化器向け高シェア。治療・産業機器も注力。映像事業譲渡。

・株主構成

・指標(11/21)

時価総額:3兆5,002億円
PER:9.0倍
PBR:5.39倍
利回り:3.77%
信用倍率:154倍
ROE:18.0%
ROA:7.8%
ROIC:11.6%
β:0.94

▪ 2Q業績

累計で素晴らしい売上成長、営業利益成長。

 -累計

 -単独

 -会社予想に対する進捗

(通期)

売上進捗率:46.8%
営業益進捗率:44.2%
経常益進捗率:43.4%
純利益進捗率:17.3%
1株益進捗率:17.3%

 -コンセンサス予想に対する進捗

売上進捗率:44.6%
営業益進捗率:43.8%
経常益進捗率:43.0%
純利益進捗率:26.7%
1株益進捗率:27.0%

2Q累計経常利益のコンセンサス予想241,567百万円に対し
89,321百万円の実績で37.0%。大幅未達。

▪ 今期の見通し

過去最高紡績となった前期から大幅成長を予想。
さらに従来の予想からも上方修正を行っている。

-業績予想の修正

通期業績について、従来予想から売上、利益とも従来予想から大幅に上方修正している。

※修正理由

・円安による売上高の上方修正
・営業利益、税引前利益の業績予想については、原材料価格上昇の影響や費用の増加 を見込み、それぞれ下方修正
・親会社の株主に帰属する当期利益の業績予想 は、科学事業の譲渡益を含む非継続事業からの当期利益2,300億円を織り込み、上方修正

▪(新コーナー)”じっちゃま式”良い決算指標

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