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『物語思考』を読んで:やりたいことを見つけて行動に移すための指南書

本書のタイトルにもなっている「物語思考」とは、自分を主人公に見立て、まるで物語を進めるかのように人生を送ることです。著者はこの方法を通じて、理想の自分と現実の自分を比較し、客観的に自分を見つめることができると説明しています。その結果、本質的な対策を見出しやすくなると言います。

具体的なプロセスとして以下の流れが紹介されていました:

  1. 自分を制限している頭の枷を取る:現在や過去の自分ではなく、未来の自分がどうなりたいかを考える。

  2. なりたいキャラクター像を設定する:キャラクターを「求めるもの+動き+障害+選択」として捉えます。

  3. そのキャラを実際に動かす:自分とは何かを考えるのではなく、そのキャラがしそうな行動を起こす。

  4. そのキャラが活きる環境を作る:周りを自分の理想の状態の人たちに変えることで、連鎖反応で自分も行動する。

  5. そのキャラで「物語」を転がす:物語的に自分の人生を客観視し、読者目線で面白いと思えるように生きる。

「物語思考」とは、自分という「主人公」がさまざまな挑戦をし、失敗や成功を通じて成長していく物語を作ることです。著者はまた、ビジネス書を読んで満足するだけで終わらせず、まずは「自分の頭で考えない」でマニュアル通りに実践することを推奨しています。

この本は、やりたいことが見つからず悩んでいる人や、キャリア設計に迷っている人にとって、非常に役立つ内容だと感じました。


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物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術


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