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それでも僕らは約束をしよう

長らくバンドを続けていると、幸か不幸か、言いたい事は常に自分の歌詞を探せば、どこかに書いてあります。

無邪気に音楽をかき鳴らしていたいと思います。
純粋に自分のいいと思うものを、仲間たちと増幅させながら、どうこれって、素敵でしょうを連鎖して、その繰り返しを謳歌したいのです。

ただその歩みを続けていく中で、チームの中でも、またはファンに対しても、だいたいこんな感じでしょう、なんて、お互いのことを既にわかったような気がしたりなんかして。惰性という言葉がちらついた時にはもうすでに遅し。
どんな志のもとに集い、この道ってどこに繋がってるんだっけ、なんて、はっきりとしたものがない限り、時折ぼんやりとしてきてしまうことがあるのも事実です。


きちんと旗を立てること。
BIGMAMAというバンドの中心人物として、ここまでの自分に最も足りなかったことだと思っています。
僕は元々、夢や希望なんて、綺麗事をとことん嫌うタイプの性格をしていました。いや、どこかでまだ根本にその卑屈さは時折牙を剥き出しながら潜んでいるとも思います。
そして、同時に揉め事を嫌う性格もしています。とても面倒だからです。
それでもBIGMAMAというバンドの作り上げてきた音楽や物語が、とても愛おしいし、面倒なことも面倒だと思わぬまま、このままでは成仏できない気持ちがあります。

どんな音楽のもと、どんなバンドでありたいか、どんな存在でありたいか。
自分たちがここからまた長くバンドを続けていくために。
より断固たる決意のもと音楽を鳴らしていくために。
バケツくんの加わった新体制のもと、改めて、きちんと旗を立てて、目指すべき方角を定めるということに、メンバーと共に沢山の時間をかけながら準備をして、
まずこの日、この発表に至ります。

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というところで、2022年6月19日、父の日、八王子MatchVoxにて。
「BIGMAMAの新たなる誓い、始まりの地で、決意表明ライブを開催」というところでしょうか。

言葉は確かなものじゃない、それでも僕らは約束しよう。

余談ですが、6月19日、父の日のライブ、発表に向けて、メンバーそれぞれSNSまたはプラットフォームを毎日更新しようという働きがあります。
来るべき日に向けて、この緊張感?を分かち合ってくれたらそれもまた一興、お付き合いいただけると喜びます。

それではまた明日。

褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。