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聖なる一歩〜エジプト15日目 vol.16〜

エジプト 15日目 vol.16

9/30 今日もカイロです。

おはよう。
5:30に目覚めました。
うう。
お腹痛い。

トイレへ。
みなさんおわかりですね!
せーの。
「下痢」
はい、正解!w

ご飯いっぱい食べたこともあり。
たくさんの下痢…。
もう形なんて望まないわ。

そういえば昨夜22時頃、昨日帰ったはずさたけからLINEが来ていた。
「台風24号で飛行機飛ばず、明日(今日)になった…」と。

あら。
大丈夫かいな。

日本人宿で会ったともやさん(25)エジプトで31ヶ国目の旅大好き。
オススメの国は「モンテネグロ」
大学では旅のためにバイトをしてたと。
今は日本のコンサル会社で勤務。
旅はアスワンからどんどん北上して昨日帰る予定が飛行機が飛ばず今もいるとのことだった。

腹を壊してる話をすると手ピカジェルを持ち歩くといいですよ、と教えてくれた。

さて、今日はエジプト考古学博物館へ行こう。
10時出発。
コクテールを見つける。

カットしたフルーツがゴロゴロ入っている。飲みにくい。
フルーツは美味しい。
下痢なのに食うw

あ!
お金ない。
ATMがないぞ…。
exchangeって書いてる。
初の街中両替に初チャレンジ。
ATMよりいくらか損した(人を介したから?)けど、まぁ簡単にできた。日本円を渡せばエジプトポンドが帰ってきて終了。経験経験!

いざ、エジプト考古学博物館へ。

ガイドはガイドブックがあるからその程度でよし。ガイドつけても途中から疲れそうだし〜w

展示物の多さが半端ない。文化物の倉庫みたいに置かれているw

1階の階段前にあるハトシェプスト女王の前に来た時にいきなりめちゃ鳥肌立った。ゾワゾワゾワーってして…。びっくりした。

そういえば、ハトシェプストの葬祭殿で転倒して捻挫したし、なんか恨まれることしたのかな?

彼女は女王であるからからか、つけ髭とかして顔も赤く染めて男性を象徴するものを身につけていたらしい。

通商でエジプトに富ももたらした女性。

ラメセス2世がホルス神に守られてる像

その後、2階に上がってミイラ見たりとかあらゆるところで、ゾワッ。ゾワッ。て鳥肌が立つの。

何か体が感じているんだろうか…。
詳しくわからんけど体が反応する。

ツタンカーメンは有名だけどあんまり大したことしてないみたいだな。
でも、2階の1/3くらいはツタンカーメンの墓から出てきた秘宝が飾られている。ツタンカーメンの墓から取り出された秘宝はすごく綺麗。

そして、とりあえずキンキラが多い。なぜ金色なんだろうか?小学生がキラカードを喜ぶのと同じかな?w

2時間ゆっくりみた。
どっと疲れた。

白土さんからLINEが来ている。返すと、エジプト考古学博物館の近くにいるようで、一緒に飯を食うことに。
彼も台風24号で飛行機が飛ばなくなった1人だ。

一緒に回るの面倒だな〜なんて思う。

一緒に食うたコシャリはエジプトで食うたコシャリの中で一番美味かったかもしれん!

彼は昨日台風で飛行機が飛ばなくなって今日何時に飛ぶのかを気にしている。
うんうん、それはそうだろう。
で、さたけや僕と同じ宿の日本人(ともやくん)に代わりに聞いてみた。
そしたら21:00発といわれた。

で、彼に伝える「21:00って言ってますよ」と。
でも、白土という男は全く信じない。
確信できる情報じゃないじゃないか…と。

「僕と同じ宿の日本人には航空会社かはメールが来ているらしい。」と伝えるも、『なぜ僕には来ないんだ…』と怒っている。内心「知らんがな!」である。

人から得た情報を全く信じようとしない。

『そのメールが来ている彼に聞いてくれ』と言う。
「連絡先知らない」と答える。
『宿にいるか?』と言う。
「たぶん」と答える。
『会って聞いてきてくれ!』という。
「わかった(内心なんでやねん)」と答える。

聞きに行く。
宿でくつろいでいる彼にメールを見してもらった。
写メった。
彼はflightawareというサイトで調べたら出てくることを教えてくれた。

信じない男、白土さんの元へ戻る。
写メを見せ、flightawareの存在を伝える。

結果「信じない」

だいぶイラっとしてしまった。

「だったら7時間以上あるけど空港で待ってるのが一番確実なんじゃないですか?」と言うと「そうだね」と答えるもその選択肢を選ぼうとしない。

彼は携帯がネットに繋がりにくいようで、貸してくれと言う。

自分で調べて自分の目で確かめたいのであろう。
携帯を貸してエジプトエアーの公式ホームページで調べようとしているがわからないようだ。
flightawareというサイトでは、僕の携帯を使っても21:00発と書かれている。でもだ、「このサイトが信用できるかわからない」と言っている。

もう僕にはできることない。
なんで僕についてくるんだろう…。

依存先が少なすぎた結果なのだろうか。
彼は旅に慣れていると行っていた。
ほんまか!w

もう選択肢を与えてみよう。
①僕が得た情報を信じないのなら空港に向かう、もしくは僕とはここでバイバイする。
②僕は今からオールドカイロに行くから行きたいなら一緒に来る。
③その他
でどうですか?

だったら、②を…と彼は僕といる選択肢を選んだ。

ここまでかかった時間、約1時間30分
よく付き合いましたまさまさ君w
僕の携帯の充電は25%くらいになりました。

不安な気持ちはわからなくもないけど、信じないのはちょっとイラつきを覚えた…。

やっと行けるぞオールドカイロ!
14:00
ナッサール駅からマル・キルギス駅へ地下鉄で。

昨日と違ってめっちゃ混んでて暑い。
到着するなりチャーチがどーん!
雰囲気あるぅ!
エジプトのイメージとちがーう!

第2のハーンハリーリを目指したらしいスークへ行く。

全てハンドメイドで職人たちが作っているらしい。職人の育成エリアでもあるようだ。
でも、日曜だからか?活気が全然ない。
エジプト感のないお土産売り場って感じだ。クリエイティビティは感じる。

女性が声をかけてきた。
声をかけてきた女性はマディハ。

誰が書いたのか知りたい絵があるの…と。

見てみる。分からない。
『中国人が書いたんじゃない?』と言うと、以前中国人には、「日本人か韓国人が書いたんじゃない?」と言われたって言うてた。
「名前を知りたい。書いた人の」
その思いが強いw
Facebookを交換して、日本人に聴いてわかったら連絡くれ!
という。

なんで誰が書いたかも分からないものを商品の棚に置いてんだよw

別のお土産通路を通りながら「いくら?」「いくらまで下げるなら買うけど?」「ダメ?じゃあいらない」的なことを繰り返して遊ぶ。
もう交渉ゲームだww

そうこうしてたら行きたかった博物館が閉まってたw

まぁまぁ残念だけど、まっいっか。(あの一時間半かけたあのやりとりさえなければ…とおもわなくもないがw)

別のチャーチに入る。
おう!かわいい!

牧師さんかな?
写真を撮る。

16:30
マル・キルギス駅を後にする。

16:50
ナッサール駅に帰ってきて、白土さんともついにお別れ。
無事に飛行機に乗れることを祈る。
そして、もう少し人(せめて海外で会う同じ日本人)を信じられる男になることを祈るよ。

17:30
ホテルに戻る。
階段を登っていると両手にデカスーツケースを持って汗だくになっている青年がいる。

『1つ持ってあげるよ』と、声をかける。これがめちゃめちゃ重たかったんやでー!2階くらい一緒に登る。
『あ!ホテルが同じだ。あ!!ドミトリーで部屋も同じだ。』

今日から5年間エジプトにいるという。
え!?
ってなった。
24歳で医師になるためにここへきた、と。アインシャムス大学へ留学だそうだ。すごいな…。
カイロ大学に入りたかったが、ヨルダン人は受け入れてもらえないそうだ(そんな差別はあんのかな?)。
日本人やアメリカ人、カナダ人は受け入れているという。

ヨルダンで医師になるための大学に通うのとエジプトでは、半額くらい値段が安くなるという。

ヨルダンとエジプトは飛行機で1時間くらいだそうだ。近所だな。

僕の『28歳です!』
を、聴いて「oh,old!」は忘れないぞ。まだまだyoungだっつーの!心はよ!

19:00
晩御飯

マツケンと一緒に。
ハトと羊と牛を食べる。

ハトは食うとこなくてあんまりうまないか。羊は相変わらず癖があって美味い。牛はいつも通りで肉じゃがよ。
食い過ぎた。

そしてシーシャを吸いに。

僕は生徒会長をして真面目路線だった話をしていると、マツケンは副会長をしてたと言う。
彼は悪いことやいたずらもたくさんしてきたけど小中高皆勤賞というすごいやつだ。
世界一周旅行に出て6ヶ月目。残り3ヶ月だという。
世界をまわれば回るほど日本を好きになるという。日本はやっぱりすごいと…。
そんな彼と話していると色んな発見があって面白い。
実家が牧場の彼は世界に自分の牧場を持ちたいと言っていた。
夢がある!

彼の足にはタトゥーが入っている。

僕はどんな人生を歩もうか…。
ここでまた理学療法士としてリスタートすると同じことの繰り返しになる気もする…。

シーシャが終わって、アイスを食う。アイスはどこで食っても美味い。
最高だな。

マンゴーとヨーグルトベリー

宿に戻る。
一年半ほど世界を旅してる女性に出会う。今日か昨日からこのホテルで働きながらエジプトにいるんだって。
20年間の雇われ生活を終え世界旅行に出たと。もう目的もないと言っていた。カウチサーフィンというホームステイ的なサービスをつかって仕事をしながら宿はただみたいな生活を海外でしたり、ペットシッター(富裕層が海外旅行に行くのにペットの世話はできないから旅の間よろしく)の仕事をしながら旅行するとか…色々やり方はあるよ!
って教えてくれた。

海外で会う日本人は変な人が多いものだ

今日は歩き回って疲れた。
22時くらいにはおやすみだー。

サポートありがとうございます。 あなたのそのお気持ちのおかげでnoteを続けてこれました。 去年は1年で120本…みなさんのおかげです。これからも誰かに届く文章をかいていきたいです。