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知識はまなざしを変えてしまうのか…。

どーも、まさまさです。今回は、ちょっと体調が悪くなってしまったことからの気づきを書こうと思う。


最近の僕は、頭痛や胸部不快感に悩まされていた。たぶん血圧が高いんだろうな…と過去の経験から思いながら。この時の周囲の反応は「大丈夫?病院いってみたら?」という心配がメインだったように思う。

血圧計を買って1週間ほど毎朝測定した。測定値は160/114とか178/126とか…だんだん怖くなってきた。そして先日受診した。結果は、やはり高血圧症ということで、治療がスタートとなった。頭痛や胸部不快感の理由がわからない状態から、高血圧症によるものだということがわかった。なぜこんなに血圧が高いのかはわからないままだ。

高血圧症といえば、みんなはどんな知識をお持ちだろうか。塩分とりすぎ?酒飲みすぎ?生活習慣わろす?どうだろう。Google先生に聴いてみたら、知識は山程でてくるし、チェックリストも出てきた。

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高血圧症ということがわかった瞬間からまなざしが変わった気がした。

上記の心配してくれる人に、やっぱり高血圧やったわ…と伝える。心配してくれる人ほど、ネットで調べて知識をためて、僕の生活を正そうとしてくれる。これは、高血圧症=不規則・不摂生というイメージや知識があるからだろう。生活習慣病という知識があるからだろう。

高血圧症で治療を始めたよ…と報告した矢先、返ってきた言葉たちの中に、ちょっと苦しめられるものがあった。僕に対するまなざしがかわるというか、なんというか…。

「酒ばっかり飲んでるからやん!おさんぽビールとか言うてよろこんで…。」「ほら、ちゃんと夜寝てないからやん!」
(だから、血圧上がるんやわ!)


知識で因果を作って、僕の生活を批判せんといてくれや。おさんぽビールなんて1週間に1回もやってないで。酒「ばっか」飲んで…?僕は基本的には機会飲酒で、一人で飲むことなんてあんまりないねんけど…。

知識は分析をするときに使えばよい。頭ごなしに、知識で因果をつくって、否定・批判してこないでほしい。僕だって高血圧症になりたくてなったわけじゃない。自分なりに塩分にも気をつけて自炊を増やして減塩の醤油とか味噌とかを使っている。運動も月に50kmほどランニングしている。眠りが悪いのもなんとかならんかと、いろいろ実験中だ。僕なりに、頑張っているのだ。それを、高血圧症=不規則・不摂生・生活習慣の問題などなど、あなたの中にある知識と紐付けて、まなざしを変えて批判・否定しないでください。それでも批判したい欲求があるなら、ちゃんと僕の生活を見てからにしてください。


ふぅ…。荒れとるな(笑) このように、体験したこともないことを知識をベースに批判・否定している人はきっと悪気がないのだ。正論でよかれと思って言っている。ただ、それが当事者を勇気づけるわけでもないし、行動を変えるわけでもないし、その瞬間の僕=高血圧症=不摂生…変化させるべき対象という構図になっているのではないだろうか。


高血圧症だけじゃないさ。LGBTQとか高次脳機能障害とか精神疾患とか、目に見えない気質・性質・症状や病気に対して、そのようなまなざしが蔓延しているんではないだろうか。

高血圧症という症状を手に入れた結果、敏感かもしれないが、感じてしまったまなざしの変化について、書きなぐりました。


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