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New Wave 3選 Vol.2

New Wave3選のVol.2です。

New Waveは70年代後半のロンドン・パンクの後、
パンクの残り香とシンセサイザーや多種多様な要素が入った
70年代後半~80年代初頭のUKサウンドの総称です。

前回の記事はこちら。


今回はシンセサイザーの要素が多いアーティストを3つ紹介しましょう。

まずは、Depeche Mode
初期のシンセ・ポップなサウンドからヴィンス・クラークが抜けた後は
金属的なインダストリアルやダークな部分が開花。
(ヴィンス・クラークはErasureで大成功)
7thアルバム「Violator(1990 UK:2 US:7)」以降はアメリカでも大ヒット。
8THアルバム「Songs of Faith and Devotion(1993 UK:1 US:1)」で頂点へ。


続いてThe Hunan League
New Waveの凄いところは、楽器が演奏できない若者が多く入ってきたことで自由な発想が広がった部分だと思います。
彼らこそバンド結成時は音楽経験ないにも関わらずに2曲もシングル全米1位を獲得など大きな功績を残しました。
派生バンドのHeaven17も本国で成功。


最後にUltravox
初期のジョン・フォックス期はポスト・パンク。
中期からはミッジ・ユーロが参加したNew Wave期。
特にシンセとメロディの美しさはいかにもUKで人気。


以上、今回はシンセサイザーの要素が強い3アーティストを取り上げました。 アメリカではNew Waveでもギターの要素が残っている割合が高いですが、UKでは「ほぼシンセ」でギターは控えめですね。
そんな違いも意識すると楽しく聴く事ができます(^^

今回は80年代シンセ・ポップのプレイリストをどうぞ。


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