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最も有名な「覆面バンド」  君はTraveling Wilburysを知っているか。

俺は大好き。 たぶん「何度も聴いたアルバム」のベスト5に入るほど。
しかし、あまりネット上でもその名前を見ないので紹介してみよう。

80年代後半に表れたもっとも有名な「覆面バンド」
1988年のデビューから2枚のアルバムを残しました。

Travelling Wilburys Vol.1(1988 US:3 UK:16) 6週連続3位
(Vol.2が未発売な理由は所説あり)
Travelling Wilburys Vol.3(1990 US:11 UK:14)

ちなみに、
もっとも有名な「覆面バンド」とは自分が勝手に考えたコピーです。
というのも、

メンバーは全員ウィルベリー姓。 
ということは「兄弟?」

Lucky Wilbury
Otis Wilbury
Charlie T.Wilbury,Jr
Nelson Wilbury
Lefty Wilbury

もしくはラモーンズみたいに姓を揃えている?
写真では全員サングラスで誰だかわからない、、かな?

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イラストだとこちらで、

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素顔がこれ。

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はい、というわけで、覆面バンドといえどレジェンドの集合体でした。

左から
Lucky Wilbury:ボブ・ディラン
Otis Wilbury:ジェフ・リンELO
Charlie T.Wilbury,Jr:トム・ペティ
Nelson Wilbury:ジョージ・ハリスンビートルズ
Lefty Wilbury:ロイ・オービソン
※Vol.3時は名前が変わっています。

ロイ・オービソンは「プリティ・ウーマン」が有名。


各メンバーはレジェンドにも関わらず、遊び心ある覆面バンドで当時メンバーのアルバムをプロデュースしていたジェフ・リンを中心にバンドが結成されアルバムまで作ってしまいました。

そして、その楽曲が全曲見事なまでの完璧さ。
本当に、奇跡の1枚だと思います。


シングルを紹介しましょう。

Handle With Care(1988 US:45 UK:21)
このマイクリレーが鳥肌もの!
特にボブ・ディランの歌い方とロイ・オービソンのヴェルベット・ボイスとのコントラストが気持ちよすぎます。
メンバーのリラックスした雰囲気も微笑ましいです。


続くシングルはEnd of The Line(1989 US:63 UK:52)
チャート上はイマイチですが、かなりの良曲だと思います。


個人的なイチ押しはこちら。
Not Alone Any More
ロイ・オービソンの美声が大活躍な1曲。
ただ、彼はこの直後に心筋梗塞で他界して次作のVol.3には不参加。。

次作のVol.3を聴いた時、こんなにもロイ・オービソンのヴォーカルがバンド内で重要な位置を占めていたのかと、改めて思いました。

なので、本当の意味ではVol.1こそがトラヴェリング・ウィルベリーズだと今でも思っています。

このアルバム、今でこそサブスクやyoutubeでサクッと聞けますが、
しばらく廃盤で2007年の再発までネットオークションでも高価でした。
その再発盤はUS:9 UK:1と当時よりチャート良いという(^^;

せっかくサブスクでも聴けるので今後も聴かれてほしいですね。


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