ブランドとは、目指すものを掲げることから始まる-パタゴニア&OAKLEYに学ぶ-
こんばんは、小泉です。今日は、「ブランドとは、目指すものを掲げることから始まる」このテーマで始めていきます。(※今回のブログは僕のアメブロの記事を一部編集したものです)
僕は、500社以上のブランドに携わる中で、品質やサービス、価格帯は同じでもブランド力が低いがゆえに、売り上げで、競合に大きく引き離されているブランドを見てきています。
商品を売っているブランドと目指しているビジョンがあるブランド。あなたも、行き先が分かる船に乗りたいはずです。
「掲げる」とは例えば、
●パタゴニアでいう「地球を守る」
●オークリーでいう「サングラスは目も守るもの」
といった、ブランドが目指している世界、やるべきことです。
そして、
「地球を守る」を目指すことだとした場合、
どんな活動をすべきだろう。このような発想になります。
地球を守ることが最優先だから、
・ウエットスーツを素材からつくる
・ビールを畑からつくる
・店舗スペースを環境活動をしているNPOに提供する
などの活動をしてますよね。
「掲げる」とは、『独自のカテゴリーをつくること』とも言えます。
また、独自のカテゴリーをつくるとは、その瞬間からNO.1になるということであり、山の頂点から見下ろし、あなたのほうに寄ってくるお客さんに提供すればいいのです。
つまり、わざわざ買うか買わないか分からない人のところまで行って、
『うちの商品買って下さい』とは言わない。
だって、そこに行くと負けちゃう可能性もあるから。
『安い方が良い人』『こだわりを求めてない人』は品質が良くて高いものは求めてないから。
みたいなことを、僕のコンサルティングの現場でお話ししてたりします。
ちなみに、ご存知かもしれませんが、パタゴニアは最初から環境に配慮したプロダクトを作っていたわけではなく、OAKLEYも最初からサングラスを作っていたわけではないです。
2社ともに、過程の中で、ある分野やプロダクトに特化・追及していったという事例をご紹介させていただきました。
ということで、今日は、「ブランドとは、目指すものを掲げることから始まる」このテーマでご紹介していきました。
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では、また☆
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