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コードクリサリスの日本語イマーシブプログラムを2020/5/4から始めます

皆さんこんにちは!コードクリサリスの新徳雅隆です。11/1付けで日本語プログラム事業責任者に就任して、2020/5/4から日本語のイマーシブプログラムを始めるべく準備することになりました。

コードクリサリスのイマーシブでは今までも以下を重要視してきました。
1. どこでも通用するエンジニアリングの知識
2. 知識は勉強すれば誰でも獲得できるので、知識を獲得できるようになる人材の育成(いわゆるメタラーニング)
3. 組織をドライブできるコミュニケーション
4. 自分の考えを明確に伝えられるプレゼンテーションやライティングスキル
5. 望むキャリアを実現できる就職活動能力

そして何人かの方々はご存知かもしれませんが、コードクリサリスはこれまで英語を重視してきました。

第一線で活躍されているエンジニアの方々は誰しも共感していただけると思いますが、最新の知識を得ようとすると英語での読解は必要不可欠になります。

例えば React.js というWebアプリケーションを開発するライブラリを使いこなしたくて使ってみたらエラーに遭遇すると、英語のほうがはるかにドキュメントが多い。特に最近リリースされたとても使いやすい React Hooks は、最近リリースされただけ合って特に顕著です。

また日本語のドキュメントが多いVuejsでも、たしかに日本語のドキュメントが多い。しかし英語が読めるとさらに解決方法を探し当てられる確率が上がる。

なぜならば両者に共通して言えるのは、日本語しか使えない日本人より、英語が使える世界中のエンジニアの方が圧倒的に人口が多く、その分だけ参考にできる先人の知識の量に差がついているからです。

日本語のドキュメントだけしか参照できないと、その時点で自分の首を絞めているのです。わざわざ茨の道を選んでいることに等しい。であれば、英語を習得してしまえば膨大な先人の知識を借りられる。まさにアイザックニュートンも用いた、「巨人の肩の上に乗る矮人」になれるわけです。

ここで私も含めて思うのは、もう翻訳技術が発達しているので自分自身が習得することは必須ではないということ。それは真実だと思います。

一方でだからといって習得しなくて全く問題ないかというと人によります。これは効率性の問題で自分で話せたり読めたり書けたりしたほうが、圧倒的に効率的にコミュニケーションできるということです。翻訳をしないといけない時点で何ステップかコミュニケーションに挟まないといけない。極端にいうと外国人の彼女ができても翻訳アプリをずっと使い続けますか?という話で、学習効率や仕事の効率を高めるなら習得した方が良い。

そしてもう一つ、翻訳の技術が発達したことが示すのは、ついに日本の鎖国が崩れるということです。江戸時代の鎖国がなくなって文明開化した以降も、日本は日本語の難しさによって海外の会社がなかなか進出できず、また逆にその事実から日本企業だけで産業を発展させ、価値創出ができてきました。が、もう海外の企業はどんどん日本に入って来れるようになり、また逆に日本の人口がどんどん減っているので鎖国を本当の意味で解除しなければ、日本は生きていけなくなりそうです。総務省のデータにもありますが、年々在日外国人の方の数は増える一方です。

「英語なんかできなくてもエンジニアになれるよ!」これは正解です。コードクリサリスのミッションは「自分でキャリアを持続可能なエンジニア」を育てることであって、自分でキャリアを持続可能なエンジニアになる一つのツールとして、英語を重視しています。

ではそこまで言ってなぜ日本語のイマーシブプログラムを提供するのか。

僕は英語は「ツール」だと考えています。そしてこれは多くの人の共通認識だとも考えています。英語はできたら何か評価されるものでもなんでもなく、できたとしても「へーそうなんだ」というものになっています。

僕は前職が日本の大手SIerなのですが、最近の新卒の人の英語を話せる割合がなんと多いことか。もはや当たり前の世界になってきています。また、コードクリサリスでは多くの新興国と言われてきた国々の出身の方の、なんと英語が流暢なことか。

コードクリサリスが受講いただく方に習得して欲しいのはそういったツールもありますが、1番習得していただきたいコアなスキルセットは再掲しますが以下です。
1. どこでも通用するエンジニアリングの知識
2. 知識は勉強すれば誰でも獲得できるので、知識を獲得できるようになる人材の育成(いわゆるメタラーニング)
3. 組織をドライブできるコミュニケーション
4. 自分の考えを明確に伝えられるプレゼンテーションやライティングスキル
5. 望むキャリアを実現できる就職活動能力

日本語のイマーシブプログラムではこのコアなスキルセットを伝授しつつも、英語のようなツールにもハードルを下げていただいたり、学んでいただいたりする機会をたくさん提供させていただこうと考えています。

もしご興味のある方はぜひ、hello@codechrysalis.io までお問い合わせください。

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