プログラミングを学ぶことの恩恵

今日は最近友人と話していて気づきがあったことを書こうと思います。

皆さんがお勤めの会社ではオフィスアプリ製品はどれを使われているでしょうか？少し前まではほぼ Microsorf Office 一択だったと思われますが、最近は G-suite をご使用されている企業も多いことでしょう。

私は前職で部署内の異なる担当を跨いだ改善活動を行ったときに、とんでもなくデータサイズが重たくなっている Excel ファイルを Microsoft Office のデータベース製品である Access に移植して、さらに VBA を用いて簡単な UI を作ってデータ更新やメンテナンスができるようにプログラムを書いたことがありました。その Excel ファイルは永遠にメンテナンスが必要なファイルで更新頻度も高かったのですが、データサイズが重たすぎて更新もままならず、データの陳腐化が起こってしまうという状態を解決しようと思って立ち上げた活動でした。とはいえ VBA もまともに書いたことがなかったので本屋で分厚い VBA の本を買ってきて、なんとか書き上げた記憶があります。今では VBA を日頃触っていないとはいえ、だいぶ早く書き上げられるでしょう。

これと似たような話で、先日友人から、Google SpreadSheetを使っているのだけど手動の作業が面倒すぎるのでGAS（Google Application Script）で解決できないかと相談を受けました。GASはJavaScriptなので私が最も得意とする言語の一つだし、もちろんいいよ！ということで一緒にGASを書きました。そのときに聞いた話がとても参考になりました。

その友人も最初は自分で書き上げようとして様々な勉強をしたのですが、やはり変数や関数とは何かという理解ができないと同時に、解説どおりに書いているのに動かない場合があるという話でした。これはGASは最近の文法には対応していないことが一つの理由です。また、GASではブラウザで使える文法が使えないものがあることも理由になるでしょう。

この話には2点解決すべき課題があります。
1. 変数や関数といった押さえるべき基礎を理解する
2. 不明点をどう調べて解決するか、どう情報を取捨選択するか

基礎の理解は当然重要になってきます。今やオンラインで学べるプログラムがありふれているので独学でも不可能ではないでしょう。ただし、一緒に学べる仲間がいたり質問できる相手がいたりする状況とでは効果と効率に圧倒的な差が出てくると考えています。
1. 短期集中で理解したい
2. エンジニアになるための基礎の勉強なので深く理解したい
という場合はぜひコードクリサリスの Foundations をご検討ください。

コードクリサリスでの Foundations では変数や関数も含めてコンセプトの理解とそれを実践することに重点を置いているということもあり、様々なレベルの演習問題を用意しています。それによって Foundations を卒業したら、一つの例としてはGASで書きたくなるようなプログラムは書けるようになります。

また不明点をどう調べてどう解決するかも Foundations では学びます。例えばGASを書いていて、どう書けば分からなくなったらリファレンスを見れば書いてあります。ところがこんなリファレンスがあることを知らなかったり、見ても読む気になれなかったりしませんか？これを Foundations ではトレーニングします。つまり必要とする情報を探すトレーニングと、リファレンスを読んでいただくトレーニングをします。家電を買って使い方がわからなかったら説明書を読むのと同じで、プログラミングもしっかり説明書があるわけです。

ソフトウェアエンジニアになりたい方はもちろん、ソフトウェアエンジニアになりたいわけではなくても、日頃の仕事を楽にしたいという方も大歓迎です。Foundations は平日の夜間と土曜日なのでお仕事をされていても受講できます。ぜひご興味があればコードクリサリスまでご連絡ください。