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「どう戦うか」よりも、「どこで戦うか」

PRの現場にいる際に、この人は叶わん!と思う方がいます。
それは戦略から繰り出される言葉を持つ経営者の方です。

会社の企業理念、企業ビジョンから戦略、そこからの具体的施策
日本経済、市場の動向、ありとあらゆる情報を頭の中に入れながら、

かつそれをお客様の深い感情を捉えて言葉にして紡ぎ出す。
まさに脱帽レベル。

今日はその際に最も大切と言われる戦略について、考えます。


1戦略とは
2なぜ戦略が必要か
3選択と集中
4戦略とブランディング
5まとめ




1戦略とは
これ本当におすすめの書籍

戦略という言葉を分解すると、まずは
『戦』=戦いです。『略』=謀り考えること。
つまり、『戦争に勝つためにあれこれ考えること』です。

クラウゼヴィッツの名著『戦争論』には、戦略を理解するための人類の
叡智が詰まっています。これは、ナポレオンの戦を体系化したものと言われています。

戦略の定義=戦略とは、目的を達成するために資源リソースを
配分する選択のこと

資源=自分の使えるもの、お金、人員、時間など
配分する=分けること
選択=選ぶこと

つまり資源配分の選択


2なぜ戦略が必要なのか?


この理由はずばり2つ
1達成すべき目的があるから
2資源は常に不足しているから

目的がない場合、資源が無限にある場合は戦略は必要ないです。
でも現実は達成してたい目的に対して資源は常に足りない。

ランチェスター戦略や、尊師の兵法など弱者が勝手いくため
の戦略に関して読むと負けられない戦いでどうするかということ
が細かに書かれていますので、よかったら参考に。


3選択と集中
100人🆚80人 の兵士が戦ったときに、普通に考えると
80人は負けます。

ただし、100人が20人に戦力を5当分した際に、
80人はそれぞれ30、25、25、0、0と配分すると
2対3で80人が勝ちます。

これが資源とリソースを配分するという考え方です。
数的有利が必ずしも、大局での勝利を作るものではない。
という考え方です。


4戦略とブランディング
このまま戦略について書き出すと、夜通しかけるため今回は
ここから話をPRに少しシフトします。

消費者に対する頭の中にある一定のブランドイメージを
ブランド・エクイティーと言います。

そのための一連の行為をブランディングと言います。
ブランディングの本質は選ばれる必然を作ることです。

例えば、最近営業再開したスターバックスなどは、
CMを一切売っていないのにもかかわらず、あスタバ再開してる!
いきたい。と思った方はいらっしゃるのではないでしょうか。

そのため、PRでは消費者のインサイトを浮き彫りにしながら、
会社、個人の文脈、ストーリーをどのように消費者との架け橋
として作り、永続的に続くブランドイメージを確立するかが
勝負となります。また、ただ露出を作ってもここが確立されていない
場合、露出が打ち上げ花火になることが多いため注意が必要です。

5まとめ
PR広報の際もこの戦略の基本的な考え方はものすごく重要で、
コピー一つを考える際も、とにかく情報の収集がきもとなります。

市場、経済の動向、流行り、感情に刺さる言葉、その企業の
本質的なブランドイメージ、方向性、これら全ての要素を包括しながら
言葉を紡ぎ出していきます。

この探究は永遠に終わらないから趣深いです。

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