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アラフォーで高校生みたいな恋をした話し

※多分話が長くなるので数回に分けて書きますね♪

40を越えると若い頃には言えなかったことも

口にだして言えるようになってくる。


例えば、ショッピングをしていても

若い頃には聞けなかったことを
スタッフの方に言えたり

電車やバスで席を譲ることも
スマートにできる歳になっていた。


だからこの年齢になるとトキメキとか、
緊張が本当に、極端に少なくなる。


にもかかわらず高校生みたいな恋をした。

いや、正確にはあの時の時間を
巻き戻したのかもしれない。


今から数年ほど前、27年振りに中学校の同窓会が開かれた。

何人か同級生とも交際をしたことがあった為、

その頃の彼女はどうなっているのか?という好奇心はあった。

学年で一番かわいいT子と当時付き合っていたのだが、

やはり、年月を重ねても彼女に変わりはなく
一番可愛かった。


もう一人、一番会いたかった人物がいた。

当時僕にとって一番の女友達だったP子だ。

P子とは中学からの同級生で、
当時は僕の友人と付き合っていた。

付き合うといっても中学生のお付き合いだから、

手を握ったり、一緒に帰ったり、
してもキスくらいまでだろう。


P子は良くウチの実家にも良く遊びにきており、

付き合っても居ないのに何時間も
二人で話したりしていた。
仲良しなのだが、親友と言った方がいいだろう。


P子は170センチと身長も高く、胸はないが

スラっとしたモデルのような体系。

僕は好きな顔だったが、
お世辞にも綺麗とは言えなかった。

性格は男っぽく、高校生になってからは
さらにそれが益々エスカレート

キャバクラで働くは、ジュリアナに通うわで、

それはそれは手の付けようがないくらい
暴れん坊だ。


時には高校生なのだが朝まで2人で
居酒屋で酒を飲み

ウチに泊まって朝まで隣で寝ていたこともあるが、

エッチどころか、キスすらしたことが無かった。


高校を卒業しお互い地元を離れたため、

次に会ったのは成人式だった。

相変わらずの性格は変わっておらず、
兎に角突拍子もない

その時に

僕「お前、今何しているの?」

P子「私、今はレースクイーンやってるよ!」

僕「レースクイーン??へーーー!」

P子「あ、あとAV女優もやってる!今度まーさにあげるよ、そのビデオ!」

僕「お前の出ているAVなんて興味ないわい!!!」

こんな話をした記憶がある。


それからまた月日は流れ、
友達伝いに彼女は金持ちの男を作って

とある都市でお店をやっているとは聞いていた。

離れていても、何故かアイツのことが僕は気にかかっていた。

いまP子はどこで、どうしているんんだろう・・・


27年振りの同窓会にも顔を見せなかったP子。

僕は気づけば彼女が心配でならなかった。

僕が一番会いたかったのはP子だと気が付いた。

さて、この続きは次回書きます!






こんな僕をサポートしていただけるなんて本当に心より感謝いたします。 サポートいただきましたことを励みにより一層頑張ります。 今後共引き続きよろしくお願いいたします。