群発頭痛奮闘記⑥

一難去ってまた一難再び新たな台風が本土に接近中のようだ。昨日から右目奥や右瞼のあたりが時折ズキズキと痛みがあった。右こめかみ辺りもたまに嫌な痛みが走る。痛みの段階は10レベルが最高とすると3-4くらいだろうか。他の作業に集中している時などは忘れてしまう程度の断続的な痛みなので何とか耐えられる痛みだ。しかしそこから何かがトリガーとなって一気に発作が始まる事もあるので警戒している。昨今では気象病という言葉が聞かれるようになってきた。それまでは特定の病の名称もなく原因不明の頭痛や体調不良に悩まされたという人は多いはず。気象病は気候や天気の変化が原因でおこるカラダの不調の総称だが特に季節の変わり目や梅雨の時期、台風がやってくると起こりやすい。梅雨の時期の憂鬱な気分と合間って不調になる事も多々ある。気分の落ち込みも頭痛の要因にあるかもしれない。

一時期片頭痛の原因の1つはストレスによるセロトニン(脳内の神経伝達物質)不足というワードを目にした。セロトニンが低下すると不安になったりメンタルに不調をきたすそうだ。

医者に処方される薬に頼ることがあまり良くないのでは?と考えていた時期にとある信頼できる心理臨床士の先生に勧められたものの中にセントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)のハーブティーがある。セロトニンを増加させる効能があるらしく頭痛の予防になるのでは?と一時期セントジョーンズワートの茶葉をハーブ専門店で購入して飲んでいた。味は苦めな焙じ茶のようだった。ほっとするような安心感やこれは効いているんだぞとという思い込みで飲んでいたのでそういったプラシーボ効果はあったような気がする。

頭痛専門外来に通うようになって以来セントジョーンズワートのハーブティは飲まなくなってしまった。処方される痛み止めの薬の効能がかなり確実でそれに頼ってしまっている。それでも痛みがはじまりその薬を飲んで効果が現れるまで30分からそれ以上かかる場合もある。飲んで痛みの鎮静化を祈る。毎回そんな感じだ。

気圧の急激な変化や台風が接近してきたりすると群発頭痛への恐怖心を一人で抱え込むということから気を紛らわせるためにTwitterの検索欄に「頭痛 気圧」もしくは「頭痛 台風」と打ち込む。タイムリーにいろいろな人がそのワードに関連した書き込みをしているのを見て悩んでいるのは一人ではないんだと前向きに捉えてその場を凌ぐ事も多々ある。気象予報士や医師のツイートに励まされる事もある。

夏本番でビールの美味しいシーズン。冷蔵庫で冷やしておいたビールを夕暮れ時に飲みたいところだがきっとこの右目奥に違和感のある状態で誘惑に負けて一口でも飲んでしまったら最後な気がする。とても我慢している。

あまり楽しくない話題ばかりなので何か楽しい話題を。自分はハリウッドザコシショウのyoutubeチャンネルにはかなり助けられている。松本リンスとのやりとりも最高だ。東京喚き倶楽部もアヴァンギャルドな即興ジャズのようだったり、〇〇天気予報もアンダーグラウンドなヒップホップの選曲などセンスが凄まじい。見ていると自然とリズムやセンスが心に響いてくる。こないだはザコシショウが24時間の作業用動画をアップしていてそれを観たとき(長いので断片的ではあるが)はちょっと涙がうるうるするくらい感動した。もちろん笑えるところもあるので泣き笑いも交じえるのですが(笑)。かっこいいなと思った。



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