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自粛の中で、なにをする。

4/20(月)行動の自粛が続く。土曜、関東は台風かよ!ってくらいの暴風雨だったため、完全に家の中で過ごす。ええと、何をしたっけな。忘れてしまった。あぁ、思い出した。娘に頼まれていた図書館の本をネットで予約をし、取りに行った。現在栃木市の図書館は、ネットで予約をし受け渡しは図書館の入り口になった。中へ入ってゆっくり探すことはできない。仕方のない判断だと思う(と思ったら完全にしばらく閉鎖となった)。帰宅後は久しぶりにマンガのHUNTER X HUNTERの最新刊周辺を読んだ。やはり、面白い。再開してくれねーかなぁ。娘のスニーカーも洗った。スニーカー掃除は僕の役割。そんな土曜。noteの使い方、まだよくわからない。

日曜はかなりの晴天だった。みんな天気いいし方々へ出かけちゃいそうだなぁ、なんて憂いた。前日の雨のおかげか、西に広がる低山がくっきりはっきり見えて、美しかった。新しい葉が芽吹いているからか、少し前までは茶色い景色だったけど、優しいグリーンに染まり始めている。稜線の見える生活はいい。そこそこの町なんだけど、すぐ里山にもアクセスもできるこの町が好きだ。

こんな状況になり始めた事が一つある。庭に畑を作る事だ。田舎だから当たり前なんだけど、親くらいの世代は、自宅で家庭菜園をだいたいやっている。元々農家だったり、今も兼業でやっている人もいるが、何かを育て、そして食す。それがデフォルトだ。そんなのを見ていていつかやろう、やろう、やりたい!とは思っていたものの、なかなか普段の仕事の忙しさを言い訳に手をつけられずにいた。土日、時間はたくさんある。まずは荒れて、石がたくさんの庭を整地するところから始めている。この日も2 x 3 mのほどの面積をとりあえずクワで耕し、バケツ5杯くらいの石を取り除いた。ゆっくりでいいから楽しみながら進めようと思う。

その後、妻に頼まれていた包丁を研いだ。これも僕の仕事だ。この作業も結構好きだ。余計な事を考えなくて済む。正しく研げているのか実は分かっていないが、研いだ後は切れ味が良くなっていると言われるので、とりあえずは研げているって事だと思う。昨日はついでに、自分の鉈(ナタ)も研いだ。以前骨董市で一目惚れして購入して、焚き火をする時、木を割ったりするのに使っている。お気に入りの刃物を持つ事も大人の嗜みの一つだと思う。

その後、真ん中の娘を連れて近くの小学校のグランドで自転車の練習を思っ切りした。貸切だった。やはり車の来ない場所を選び、道路で練習するよりも、思い切り自由にこげる場所の方が上達が早い。全然ダメだった状態から5mくらいはいけるようになった。せっかくなのでこの期間内にできるようになろうぜと、鼓舞して帰宅。さすがに疲れた。

都心・都会ではないからできる事がある。これは地方のアドバンテージだ。今都心では公園に人が多く流れていると友人が行っていた。ただ、どこも過密だそうだ。想像すれば理由はすぐ分かる。こういったコロナ時代に突入した今、地方都市への移住を考える人が今後たくさんでてくると思う。2012年の段階で、なんとなくイメージしていた形がくっきりしてきた。ネットや流通がより発達し、遠隔でも仕事が可能になり、東京にいる必要性がない時代。できる事ならいい空気、水、自然に囲まれ、夜には星が見られるようなシンプルな生活。なんなら焚き火ができたり、庭でコーヒー飲みながら仕事のメールの返信をしたり。家の中で画面ばかり見ているだけではやはりダメで、そこらへんの欲求を叶える事が可能な地方に未来を見出しています(おおげさだけど、割とまじで)。

そして、そんな地方都市にはまだまだやれる事や解決しなくてはならない事が山ほどあり、そこには優秀なデザイナー的なポジションの必要性を感じているし、重宝されているという実感もあります。もっと仕事をさせて欲しい。

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