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リモートワークと子ども。

4/19(日)僕の住む栃木県にも緊急事態宣言が出た(日本全国がそうなった)。普段だったら、必要に応じて電車で東京のオフィスやクライアントとの打ち合わせのために東京へ行っているけど、東京が緊急事態宣言出される直前の3週間前以降、東京へは行っていない。その時はどうしても直接会って打ち合わせをしたいという事で2時間ほど会ったけど、電車に乗るのがイヤだったから、車で直接打ち合わせの場所に向かい、なるべく人に会わないようにした。たまに車でも東京へ行くが、東北道を走り、段々と都会の景色に変わっていく中をお気に入りの音楽をかけて通勤するのも好きだ。現状、日に日にシリアスになっているけど、とりあえず自分が考えるベストな行動を心がけるようにしている。

前回書いたけど、2012年から住まいを東京から栃木に移し、栃木をベースにグラフィックデザイナーとして仕事をしている。仕事の7割は東京の仕事、残りの3割で今住む栃木やその他の地方都市の仕事をしている。地方都市は東京を介して、縁あって出会ったクライアントさん達で、北海道だったり、海外の場合もある。

という事もあり、普段から必然的にリモートで打ち合わせをする事が多い。北海道や海外の仕事の場合、タイミングを合わせて東京で会う事もあるけど、基本はメールか電話、チャットでのやりとりになる。便利な時代だなぁとほんとに思う。栃木に戻った当初は仕事がなくなるのではとかなり心配をしていたけど、実際そんなこともなく、実は戻ってからの方が仕事の幅が広がった。僕のような仕事はインターネットがあれば、ある程度どこでも成り立つという事が今のところ証明できている。もちろん、地方にいるデザイナーが面白い仕事を受ける事ができるのにはコツもある。

そんな感じで現在絶賛リモートワーク中ですが、子どもの学校が休みになってしまい、ずっーーと家にいる。状況をみれば仕方がない。僕ら夫婦には子どもが3人いる。全員が女の子の3姉妹。上が小学生、真ん中が保育園、下はイヤイヤ期のモンスター。常に家にいるので、妻も大変だと思うけど、なるべくカリカリせず、みんな仲良くできるようしたいと思っています。

子どもがいると、どうしても仕事をジャマされる瞬間が多々ある。コロナ以前は学校や園に通っているから、昼間の時間を仕事でジャマされる事はあまりないけど、今はそうもいかなく、各家庭、結構大変だと思います。なので、子どもと仕事の向き合い方での気づきを書いてみます。

① 早朝が一番誰にもジャマされない。

子どもを寝かしつけるのが日々僕の役目なので、寝るのがめちゃ早い。21時くらいまでには子どもと一緒に寝てしまう。じいさんみたいな生活です。ただその分、朝きちんと目が覚めるので、その時間を有効に活用している。夏は4時台に起き、ジョギングなんかをしても十分に時間があるので、子ども達が起きてくるまでの時間、ガンガン仕事をする。ここに1日の中でも1番の集中力を使うようにしています。クライアントから電話がかかる事もないし、本当に誰にもジャマされない。有意義な時間です。元々、仕事柄超夜型だったけど、今の方が体も断然調子がいい。朝日も最高です。

② 午前中も引き続き、集中。

午前中は比較的子ども達はそこまで「遊んで!」オーラを出してこないので、午前中にやれる仕事だったり、電話やネットでの打ち合わせもしてしまう。午後になってくると子ども達がうるさくなってくるような気がしています。午前中は集中。

③ クライアントに理解を得る。

こんなご時世なので、クライアントさん含めお互いがリモートワークをしているので、電話打ち合わせなどしていると、向こう側で子どもの声が聞こえる事も最近はよくあります。もちろんこちら側も。なので、お互い大変ですね。といった感じで、ギスギスせず、そこを含めてのリモートワークと割り切る事も大切だと思うんです。「ちょっと後でかけ直しましょうか?」とか、「子どもがうるさくてスンマセン!」みたいな感じでお互い様という感じで。

④ 時間を決めて一緒に遊ぶ。

30分でも時間を決めて一緒に遊んであげたりもしています。子どもも外に出られないから色々溜まっているし、それが子どもだったりもすると思うから、一緒に音楽をかけてダンスをしたり、手押し車で運動をしたり、自分もリフレッシュできるような何かを見つけられるといいと思います。

⑤ 子どもに役割を与える。

子どもに役割を与えて、やってもらってます。お手伝いなんだけど、もっと遊びっぽく演出をして。そのご褒美としてyoutube30分!みたいな感じで。そのぶん、土日に工夫をして遊んであげています。

自分が実践しているのはこんな感じです。家族との時間をじょうずに作り、自宅でも効率よく仕事をすることで新しい価値観やスタンスができると思います。とはいえ、自分も決まっていた仕事が保留になったり、無くなったりとめちゃくちゃ不安な毎日です。お金の問題も今後でてくると思います。でも、いい機会ととらえ、仕事のあり方や自分の存在意義など、コロナ時代をどうサバイブしていくかを考えながら、立ち向かっていこうと決めています。

最後に、現在医療に携わってこの局面に立ち向かってくれている全ての方々に最大限のリスペクトと愛を。

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