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「赤い車」理論のハナシ

こんばんは。今日もお疲れ様です。


「今日赤い車を何台見たか覚えてる?」

ふいに聞かれた時に答えられるだろうか。
大半の人は「覚えてない」「そんなこと気にも留めていない」というだろう。

けれど、あなたが今日家を出る前に、
「赤い車に気付くたび、5千円あげる!」
こう言われていたら、どうです??

言わずもがな、意識して赤い車を意識的に探しているでしょう!

これ何かとかと言うと、運やチャンスにしても同じことだよねってハナシ。このことを「赤い車理論」〜Red Car Theory〜と言うらしい。

「赤い車理論」というのは、人間の認知における「選択的注意」や「認知バイアス」を説明する理論で、特定の情報やテーマに注意を向けることで、その情報やテーマに関連する事象が目に付きやすくなる現象を指す。

赤い車(チャンス)は、意識していないだけで、実は身近にあることが多く、それが見える人とそうでない人の差は、「意識の違い」であるというもの。

たしかに、生きている中でこれを意識して探さなければチャンスが目の前を通っても気付かずに見逃してしまう。

そう考えると、俗に言う「常にアンテナを張っておく」って簡単なことでない気がする。。。

引き寄せの法則でもあるように「これがしたい」「こうなりたい」って思い続けることでチャンスや機会は舞い込んできた経験はあるから、それでいうとチャンスや機会に対して潔く飛び込めるか、’パッと掴むアジリティ’ってめちゃくちゃ重要な気がする!

そんな「赤い車の理論」を知った時にパッと思い浮かんだ言葉が2つある。

至誠通天(しせいてんにつうず)
至誠一貫(しせいいっかん)

「至誠通天」とは、誠を貫けば天にも通じる。
つまり、誠実に取り組んで努力すれば、必ず願いは叶うという吉田松陰の言葉で、「至誠一貫」とは、最初から最後まで、誠意を持って貫き通せという意味の孟子の言葉だ。

思い続けること、誠を貫き通す心構えに共有点があるように思えたのと、チャンスを掴む気概とさやり切る実行力さえあれば大抵のことはうまくいく気がする。

なりたい自分、ありたい姿を追いかけるために心に留めておこうと思った今日この頃だ。

そんなことを書きながら最後におすすめしたい本の紹介で締めようと思うのだが、こちら☝︎

船橋市出身・在住の作家、森沢明夫さんが船橋を舞台に描いた小説「きらきら眼鏡

いつかは読了ログとしてちゃんと書こうと思うのだが、これはかなり心に沁みた。。。

心の持ち方ひとつ、考え方ひとつで、何気ない日常を輝かせる生き方である「きらきら眼鏡」がとても素敵に描かれている。

森沢作品はどれも人の強さも弱さも、希望や願いをそっと後押ししてくれるものが多くて大好きだ。

まだまだ、自分は赤い車を見つける意識と誠を貫き通す強さは兼ね備えていないかもしれない。

けれど、こうやって発信をし続けることで少なくとも前進はしていると信じている。


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