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シュウカツ!! 職業:巡礼者 勤務地:世界の聖地

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「世界の聖地を見てきます!!」 450日かけて3大宗教中心に世界の聖地を巡った旅人の回顧録
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記事一覧

中国の寝台車に乗ると思い出すこと。

昆明発成都行き寝台列車の喫煙所国慶節の混雑のために予定に反して昆明に3日間潜伏するハメに…

ハードモード突入!?中国でいきなり詰む。

中国・昆明 「ホンマに宿がなーーーーーーーい!!!!」街の至る所に『酒店』『大酒店』と看…

都市計画を妄想するという鍛錬は旅に何をもたらすのか。

ベトナム・ハノイ大教会 聖ジョセフ教会厳密には参加したと言い切れないが生まれてはじめてキ…

傷を負った祈り、呼吸する聖域。

「よく見ていてください。この木とこの木を組み合わせます。」 複雑に切り抜かれた二つの木組…

地獄の深夜バスでカブ天国に行ったらカブ地獄だった話。

物語は前回のセーブポイントから続く。 ちなみに旅のセーブポイントとは日記やブログ、SNSの更…

オープンワールドゲームとしての考察

「人生はドラクエだ」と言い切る大学の先輩がいる。 「旅はドラクエだ」と言う青年と旅をした…

聖都ルアンパバーン、英語の授業を受ける③

ルアンパバーンとは14世紀から18世紀からラーンサーン王朝という王国の首都だった街である。かつての王宮は現在は博物館として改装され当時の調度品や王族の生活を覗く事ができる。 街全体が世界遺産に指定されており、その中にたくさんの仏教寺院があり、ラオス仏教界において最も重要な聖地である。 主な寺院は塩の取引で財を成した商人を称える為に王様が建てたワット・シェントーンや他にも王様の作ったワット・マイやワット・セーンなどである。 街の朝は早くて、まず5時から各寺院の修行僧が街を一

聖都ルアンパバーン、英語の授業を受ける②

船は夕方には曳航地のパークベンという小さな村に着いた。波止場には船の到着を待っていた宿屋…

聖都ルアンパバーン、英語の授業を受ける①

「いくぞ!マサシ!」 二人はさっさと甲板に降りていく。 僕はカメラを手に今から始まる船旅へ…

パーティーを始める条件とは

旅を始めた時、はっきり言って僕はまるで英語が話せなかった。 もちろん英語についての多少の…

タイでイスラム教の手ほどきを受けた話

「その12匹の動物のなにがすごいの?」 「すごいんだよ!干支がこのタイにもいたんだよ!」 …

何事も気付くことから始まる。

出国当日、この日は日本を縦断した台風の影響で僕の乗った便は遅れに遅れた。 関空のロビーで…

地下室の出来事

梅雨時期のインドにしては地下室はやけに涼しくて、むしろカラッとした空気を感じたくらいだっ…