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当事者意識を持とう 


 

誰もいない少し寂し気な佐木島の海(向田地区)

 単位が足らず私だけ留年するという夢をしばしば見て目覚めた直後私は本当に学校を卒業したのだろうかと不安になる私は三原市で地域おこし協力隊として柑橘栽培を行っている柴田將志と申します。こうした夢を見た直後必ず深層心理を確かめるべく夢占いとググり、自身がどのような心境なのかを調べております。ググっても腑に落ちる解答が見当たらない為、おそらく私は今日も何かと懸命に戦っているのだと勝手に解釈しております。最近、何かと愚痴っぽくそうした態度が深層心理として夢の中で反映されたのでしょう。

 

猪の足跡が多い佐木島の海(須ノ上地区)

 本日も相変わらず不知火(デコポン)の粗摘果をしておりました。美味しいデコポンの見分け方で果梗枝(かこうし=果実が成った枝)が細いものの方が糖度が高くて美味しいと言われています。それから不知火の特徴である凸の部分は有葉花(葉のついている枝)に現れ、直花(葉がなく直接結実したもの)には凸は現れないため時々凸が無い不知火が市場に出回りますが品質には問題ありません。単に摘果し忘れたのでしょう。

 

2時間粘って釣れなかった佐木島の海

 さて就農するに際して現時点で良い時期ではないかと個人的に感じております。理由としましては高齢化や担い手不足により離農を検討される方が増えつつあり、ここ佐木島でも荒れ地が散見され、農地から雑地にすると固定資産税が1.8倍高くなるそうで私の方にも管理してもらえないかという相談を頂いております。

 

なんか神秘的な感じがする佐木島の海(鷺地区)

 新規就農するにあたってハードルが高いと感じられるのは圃場の確保になります。やはり農地をお貸しになられる園主様もきちんと管理してもらえる方にお貸ししたいという気持ちの表れから見ず知らずの方に対し圃場を貸すということに躊躇される方もいらっしゃいます。圃場の貸し借りに関しましては本来、農業委員会で利用権設定を行うべく貸し手と借り手の双方で手続きを踏むのですが、個人で小規模の場合たいていは口約束でお借りしている場合がほとんどです。その為、地域住民と顔見知りになれば畑は紹介して頂けるためそれほどハードルは高くはありません。ぜひ皆様も地域おこし協力隊で新規就農を目指してみませんか。

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