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海沿いの町にきて1年。良かったこと悪かったこと

昨年、海から歩いて10分の町に引っ越してきました。神奈川県の藤沢市です。早朝、海沿いを愛犬と散歩して暮らしています。

本記事では、海に引っ越して来て良かったこと、悪かったことをお伝えしていきたいなと思います。

海沿いで暮らしてみたいなぁ〜と少しでも考えたことのある皆様に暮らしぶりをイメージしてもらえれば幸いです。

海に行った経緯

元々、海は好きでしたがたまに旅行にいったり奥様とドライブに行くくらいでした。たまの休みは車を借りて、1時間以上の道のりをドライブ。「海沿いに住んでたら気持ちいいだろうなぁ」と帰る度に言っていました。

仕事はSIerとしてシステム開発をしており、お客さんが金融系だったので割と忙し目でした。なので、職場から近いところに住み、仕事を優先して何かあったら駆けつけられるようにと、元々は仕事を優先した上での暮らしを選んでいました。

そんなこんなでコロナが蔓延。緊急事態宣言もでて、職場もリモートに。
奥様もフリーランスで働いていたので、「こりゃ、都内にいる意味ないかもな、、」と、これを機に職も、住む場所も変えようと動き始めました。
そうして話し合った結果、一度は海沿いに住んでみるという夢を叶えることにしました。

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海に来て良かったこと


ここからは、海に来てよかったことを語っていきます。

①気持ちの切り替えがすぐできる
もやもやしたり、ちょっとじっくり考えたいなと思うことがあった時、海まで散歩にいけば心が落ち着いていきます。次何やろうかとか、いやーあそこはよく考えると自分がいけてなかったな、とか、そもそも何を迷ってるんだ俺は??ちっさいな!みたいな感覚になっていきます。色んな喧騒から心が物理的に切り離されることで、フラットに自分を見つめることができます。強制的に気持ちをシャットダウンできるのは、オンオフのメリハリがついてすごくいい環境です。

②コミュニケーションがオープンになる
こちらでは、小さな個人経営のお店も多く、お店に入るとよく声を掛けられます。海外とかでお店の人が、「よう、元気?」とか声を掛けてくると思いますが、あのノリに近いですね。そういった人々と接していると、自分のコミュニケーションの仕方も変わってきたように感じます。

時間がゆったり流れている感覚がありますし、心にゆとりがあるような人も多いですね。地域の方やお店の方に、普段から気持ちの良いコミニケーションで接してもらえることが多いからか、自然と職場においても、ポジティブな発言や気軽な雑談が多くなったような気がします。前も少なかったわけではありませんが、感覚的にこちらの方が楽しく前向きな気持ちでやれている、という点が大きいです。

なお、犬を飼っている人が多いです笑。散歩していても「何歳ですか〜かわいいですね〜」といって交流が始まり、必然的に会話が生まれるので、話さないわけにはいきません。(ちなみに、飼い主とわんこは基本似ている。この現象に名前をつけたい。)

③外で仕事したり本を読むのが尋常じゃないくらい捗る
こちらは暑すぎたり寒すぎたりしない季節限定ですが、空がめちゃくちゃ広がっていて、景色もスッキリしているので、新鮮な空気とともに気持ちよく仕事ができます。早朝に家のちょっとしたベランダで椅子をおいて、コーヒーを飲みながら本を読んでいると、キャンプにきているようなあの感覚が味わえます。テラス席や海の雰囲気のおしゃれなカフェも多いので、よくそちらでも仕事をしたりします。人の移動も少ないし、サーファーが海に行く姿とわんこと散歩している人が横を通るくらいです笑。

海に来て悪かった点

とはいえ、悪かった点もお伝えしておきましょう。

①やっぱり遠い

もうこの一点ですね。乗り継ぎに手こずると1時間30分ほどかかるので、週3以上で通うと中々に負担です。私は都内へ湘南新宿ラインという路線を使っていますが、まあ座れません。始発も5時台じゃないと厳しいですね。いつも途中で下車する人を狙っていますが、コロナがあってこれなんだから通常時はどんな地獄だったのか、、、と思えばゾッとします。そして、終電が鬼のように遠いと思われるので、飲み会には気を使います。(または、終電21時くらいなんでしょ??といじられます笑)

②服が適当になる

こちらにいると、夏は裸族が多くなり、おしゃれなファッションよりもカジュアルで動きやすい服の人が多いです。なので、自然とファッションに興味がなくなりました。前もそこまでなかったのですが、一層興味がなくなりました。※とはいえ、ある人はある。これは私のような人だけなので悪しからず。

デメリットはこの2つくらいしか思いつかないです。
家が遠いのも最寄り駅に帰ってきた時の安堵感と仕事外の時間のリラックス具合を考えるとプラスの方が大きいですね。

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まとめ

まだ一年ですが、とても満足しています。とはいえつらつら述べましたが、サーファーではないので永住をしようとは余り考えていません。どこかのタイミングでまた住みたい場所に行こうと考えています。

しかし、一度でもこんな海の近くで生きた経験は、長い人生でいい思い出として残るでしょう。今のところ、仕事にもプラスの影響ですしね。たくさん写真を残しながら、今後も海辺をわんこと奥様と歩きつつ、楽しく生きていきたいなと思います。お読みいただき、ありがとうございました^^

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