困っているのは誰?って話
体操教室関係でお母さんからお子さんに対する相談がありました。
『子供が幼稚園や他の学習塾で言うことを聞かないので困っている。
体操教室の先生の話は聞くし意欲的に取り組む。何か秘密があれば教えて欲しい。』だそうです。
秘密というほどのものでははないので、お子さんへの声かけで意識していることをお伝えしました。この話も別の機会に。(ネタができた!やったぜ!)
そして、話していくうちにお子さん自身はその状況に全く困っていなさそうだなーと感じました。
やることをやらないことで塾の先生や幼稚園から色々言われる。
そのことで一番困っている。ストレスを感じているのは誰でしょう?
これ、お母さん自身なんですよね。
子供が困っていないのに、お母さんが困っているから子供の態度を変えたい。
これってなかなか難しい。究極的には人は他人を変えることはできないと思っています。親が子に対してでも。
じゃあどうするかって言えば、自分自身は変えられるんです。今すぐにでも。しかし、感情や今までの価値観が変化するのにブレーキをかける。
『変わりたいと思っても変われない』の原因はこのブレーキにあります。
だからそのブレーキを外してしまおう!それができるのが私。(えっへん)
今回は具体的にはお母さん自身の子の取り組みに対しての価値観や塾の先生に対しての価値観。それを変えるお手伝いをしました。
お話していくうちに、『家ではできている。やることもやっている。だから私が信じてあげられるようになりたい。』という価値観に変わってきました。
ここまですればあとは実践していくだけですね。
前向きに。けど、無理に意識しすぎない。
自然と前向きな発言が出るようになったのでお母さんの中で何かが変わったのだな。と感じられる瞬間でした。
最後に「困っていますか?」聞いてみたら『そうでもなさそう。応援していく。』という言葉が返ってきました。
やったぜ。
ではまた。
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