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将来のお金について② 【投資と投機】 #3ページ目

3ページ目の内容について


 Quality of Life book の3ページ目は、前回内容の続きだ。もし前回の記事を読んでいない方は、そちらを先に読んで欲しい。
 さて、今回の内容は『投資とは』について語ろうと思う。投資について誤った考え方をしていることを見かけることがある。まずは投資とは何かを理解して欲しい。


投資と投機の違い


 あなたは『投資と投機』の違いをしっかり理解しているだろうか。世の中を見てみるとこの違いを理解していない、または『投機』という言葉を知らない人も一定数いるだろう。まずは、『投資と投機』の違いを知ってもらいたい。
 『投機』とは、『短期的な利益を追い求める』行為を指し、『価格変動』に着目して行動をすること。
 『投資』とは、『中長期的に利益を追い求める』行為を指し、『投資価値』に着目して行動すること。
 この2つが似て非なるものということが分かったのではないだろうか。一般的には、画面にかじりつき株価の上がり下がりに一喜一憂する行為は『投機』に値する。NISAやiDeCoのように、買ったらそのまま寝かせておくものを『投資』と定義する。


結局投資って危ないのか


 世の中的には、『投資』は危ないものという考えが根付いている。だが、『投資と投機』の違いを知ったあなたなら、この考え方が間違っていることに気づいただろう。危ないのは『投機』であって『投資』ではない。もちろん『投資』にもリスクがある。リスクがないのにリターンを求めるのはお門違いだ。だが、リスクを抑えてリターンを求めることは可能だ。この辺の考えかたは、また別の機会に話そうと思う。


投資をする上での心構え


 ここまで読んでくれたあなたなら、『投資』をする上での心構えや考え方もわかるのではないだろうか。それは『投資』をしたら気にしないことだ。株価が下がったら不安になるだろう。不安で焦り、株を売ってしまうのが最悪のケースだ。『投資』をしている場合は、なにも気にせずあまり状況を確認しないほうがいい。


投資は実際に何をすればいいのか

 では実際に『投資』を行うにはどのようなことをすれば良いのか。結論から言うと、NISAまたはiDeCoをオススメする。初心者の方が個別株に『投資』することが悪いとは言わないがこちらはあまりオススメできない。より詳しい投資先や方法に関しては別途記事にしようと考えている。
 ではなぜオススメとオススメでないものがあるのかを軽く話しておく。NISAやiDeCoの良い点は、投資先の選定などをプロが行い、優良企業をパーケージングしている商品があること。これにはいくつかのメリットがあり、

①投資のプロが企業を選定している
②複数企業をまとめて投資対象にすることができる
③自分で投資先を見つける必要がなく時間を割く必要がない

などがあげられる。専業投資家でないかぎり、『投資』先をじっくり考える時間はなかなかないだろう。それに最初はプロに任せて、その間に知識をつけて『投資』したい企業(応援したい企業)を探すのが定石だと私は考えている。

ページの終わりに


 今回は、『投資』についての大枠について述べた。大枠を理解せず、誤った知識で『投資』を行い失敗する人が1人でも多く減らせたらと思っている。ちゃんと理解をすれば、多少のリスクはあるが大きなリスクを背負った戦いにはならない。次は、より詳しい内容を説明しようと思う。
 それでは、次のページでまた会おう。あなたの一日が少しでも良くなりますように。

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