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[分かりやすく解説] 利上げ・利下げって何?

最近、ニュースで、アメリカが利下げ!とか、利下げ圧力が!とか耳にする事ありませんか??

この記事を書いている今日も、パウエル議長利下げ示唆!というニュースが流れています。でも、こんなに毎日のように利下げだの、利上げだの言われているけど、そもそも利下げ・利上げって何??って感じじゃないでしょうか。

はい!そこで、今回は、利下げ・利上げについてめっちゃ分かりやすく解説しようと思います!


iFinanceというサイトによると、利下げについて、以下のように説明されています。

『利下げは、中央銀行が政策金利を引き下げることをいいます。これは、日本では、日本銀行が「無担保コールレート(オーバーナイト物)」を、米国では、FRBが「Federal Funds Rate」を、また中国では、中国人民銀行が「1年物貸出基準金利」を引き下げることを指します。』(iFinance https://www.ifinance.ne.jp/glossary/market/mar055.html
 

めっちゃむずいですね笑
まず、政策金利って何?みたいな笑

もうこの説明でわかったよーという方は、以下は読み飛ばしちゃって大丈夫です!以下では、用語の意味踏まえて、利下げ・利上げとは何なのか、経済にどのように影響を与えるのかについて述べていきます。

・政策金利と利下げ・利上げ

 政策金利というのは、中央銀行から一般の銀行がお金を借りる際の金利の事です。つまり、簡単にいうと、銀行が国からお金を借りる際の金利を政策金利と言います。日本で言えば、日本銀行から三菱ufjがお金を借りる際に生じる金利ですね。

 これを元に考えていくと、利下げというのは、中央銀行から他の銀行に対して、お金を貸す時、その金利を下げるよーという事で、逆に、利上げというのは、中央銀行から他の銀行に対して、お金を貸す時、金利をあげるよーという事です。


 日本を例にすると、利下げの際は、日本銀行から三菱ufjがお金を借りる際に生じる金利が下がり、利上げの時は、日本銀行から三菱ufjがお金を借りる際に生じる金利が上がるという事ですね。


・経済に与える影響

 上記の話を踏まえた上で考えていくと、「利下げ」が行われると、銀行は、低い金利でお金を借りることができる。そうなると、低い金利で、会社や個人に対してお金を貸すことができる。


 逆に、「利上げ」が行われると、いつもより高い金利で、中央銀行から借りることになるから、会社や個人にお金を貸す際も、金利が高くなります。


つまり、どういう事????


 利下げが行われれば、企業などは、低い金利でお金を借りれることから、銀行からお金を借りて、設備投資に回す可能性が増します。そうなれば、仕事が増える→経済も良い方向に回るって感じですね。又は、返済しなければいけない金額が減るので、純粋に企業の利益となります。  

 逆に、利上げが行われれば、返す金額が増えるため、今は、借りずにおこうと考える企業も増えてくるでしょう。

 経済の状況にもよると思いますが、基本的には、利下げを行うと、景気がよくなる可能性が高くなる!という事を押さえておけば大丈夫です!

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