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オンライン勉強会の歩留まりが悪い

初noteです。こっちは技術的な内容ではなく、自分の思ったことなどを書いていきます。よろしくお願いします。

コロナ禍ということもあり、オンラインでたくさんの勉強会が日々開催されています。その中でたまに聞く「歩留まり(ぶどまり)が悪い」について、私なりの考えをまとめます。

歩留まりとは、製造などで「原料(素材)の投入量から期待される生産量に対して、実際に得られた製品生産数(量)比率」のことです。

勉強会でいう歩留まりとは、申し込みをしている人数に対して実際に参加している比率のことで、歩留まりが悪いとは、申し込みをしているのに実際に参加する人が少ないことを言います。言い換えると申し込みをして無断欠席をする人が多い状態です。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。理由はいくつかあると思うのですが、私が思う理由は以下で、そしてこれは改善することは難しいと考えています。

理由は、薄い人間関係で不利益がないためです。ここでいう人間関係は運営メンバーや登壇者と参加者との間のことです。

例えば、仲の良い友達と〇月×日 10:00に遊ぶ約束をしていたとします。この約束を何も連絡なく破った場合、もうこの仲のよい友達と縁を切られる可能性があり、友達が1人減ります。

おそらく友達を減らさないために、行けない場合は事前に連絡したり、約束した時間に遅れたら後で謝ったりなどすると思います。

この例をオンライン勉強会に置き換えます。
参加の申し込み(約束)をしたけど、忘れていたり別の予定が入ったりして参加ができなくなったとします。勉強会を運営しているメンバーや登壇者が知り合いでなければ、当人はなにも失うものはないと思っているので、事前のキャンセル連絡や後から謝るとかはしないのではと考えています。

また、私が運営している勉強会は出欠をとっていないので、誰が参加して誰が参加していないのかを把握していません。そのため、参加者は参加しなくてもわからないんだから連絡しなくてもいいだろうと思っているのかもしれません。ただ、人として誠実ではないので、仕事など別のところにしわ寄せがきているのではと想像しています。

まとめると、オンライン勉強会に参加申し込みをして無断欠席をする人は、運営メンバーや登壇者と薄い人間関係で、なにかあったとしても当人に不利益がないと思っているためと考えています。

ですから、歩留まりが悪いを改善するには、運営メンバーや登壇者と参加者がオフラインで会うこと、またはオンラインでも直接話すことで人間関係を良くすることと考えています。ただ、現在の状況ではこれを実現するのが難しいため(こういう参加者はオンラインでも話してくれない)、歩留まりが悪いが改善するのはまだまだ先のように感じます。もし、いい改善案をお持ちの方はぜひ教えていただけないでしょうか。

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