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ツールドおきなわ2019

ツールドおきなわ2019

ツールドおきなわ2019年が無事に終了しました。

今年は、Ashivivaのメンバーも参加ありで非常にワクワク。
先入りして、次の日に沖縄着のメンバーのサポートを行う。

私は、沖縄選抜でUCIチャンピオンレース出場の為、基本的には別行動になりますが予定や動きやその他をある程度決めて連絡し、後は臨機応変に動いてもらう事に。

11月8日(金)14:30頃、茨城空港から那覇空港へメンバーが到着。レンタカー受け取り組と手荷物受け取り組でわかれて、私は手荷物受け取り組のサポートと共にレンタカー受け取り組を待ちその後揃って後にホテルへ移動。

今年は、金曜日夕方からUCIチャンピオンレースのプレゼンテーションがあるため、途中で一人名護へ移動。
メンバーは、ホテルチェックインと自転車組み立てと夕食。

私は、名護の会場へいきプレゼンテーション参加。

今年は、なんと選手宣誓というありがたいお役目を頂き、選手代表として選手宣誓!
途中記憶が飛んでしまいましたが何とか、お役目は果たせました。

今年で、UCIチャンピオンレース20回連続出場。沖縄選抜の選手は、二十歳の選手もいるので産まれた頃から走っていて今こうしてチームメイトになるなんて不思議です。


11月9日(土)
メンバーと8:30に会場近くで待ち合わせし、コース試走と観光。
個人的に、試走だけというより観光もしてリラックス時間と目の保養は大切と考えているので。

コース試走は、風が強く不安でしたがみんな普通に走っている。少し頑張ってしまっていたので少し落とすようアドバイス。後半にちゃんと、メニューがあるのでその時にやります!という事を伝えて。

メニューは、ケイデンス高めで高速ローテーションを約10分から15分行い、みんな非常にキツそうでしたがこの時に少し苦しいくらい上げると大丈夫なので、我慢して実行してもらう。


メニューもしっかり行い、スタート地点へ戻り昼食へ。
昼食は、私が大好きでいつも行っている我部祖可食堂本店にてソーキそばを食べる!

ここで、皆さん初めてのソーキそば。

昼食時に、少しだけミーティングとレースについてアドバイスし解散。

私は、沖縄選抜の二部練へ。。。。。


二部練で感じる調子の良さ。もちろんツールドおきなわが1年で一番調子が良い。そこに合わせているので10月の週末に自転車にまたがるたんびに、これは当日キタな。と感じていた。

実際に二部練も調子が良くなっていく感覚と脚が回る感覚が上がっていく。
二部練の内容で少しずつ調整しながら抜く時は抜いてを繰り返す。

二部練も終わった頃には、明日が楽しみと不安になる。

11月10日(日)レース当日
3:50起床し、4:00朝食。朝食の時に、さすがに嫌になっていた自分がいる。
この20年地獄をたくさん味わってきたレース。こんなに走っていたら地獄を味わうってわかっていて準備しているって事が嫌になる。笑

朝食後、準備しレース地点へいく為に自転車にまたがった瞬間に、絶好調!と言う感覚がありもうすでに乗っていて楽しい。

不安なのは、この調子の良さは空元気的?それとも舞い上がってるだけ?と不安になるくらい脚が動くのがわかる。


チームで無事に出走サインを行い、後はスタートを待つのみ。少しだけ脚動かしてスタートを待つ。

昨年くらいから、もうこの景色は最後だろう。こんなに特別なステージは最後だな。と思いいつも泣きそうになる。本気で泣きそうになる。

若い頃の事。先輩の後を追って走っていたけどいつのまにか先を走る立場になり、長く県内最高位選手として走り、後にツールドフランス、オリンピックに出る後輩も出てきて、それに感化され、2人でトップ10に入ったり、優勝したり。

それまでトップ10に県勢が入るなんてなかったのに、一気に2人入ったりと一気に沖縄県の期待も毎年高くなる。

その後も、また一人、また一人と後輩が出てくる。私も国内チームで走り、沖縄選抜よりも国内チームで走る県勢が多くなる。
まさに個人的に思い描いていた環境になっていく事が嬉しくて、そして、県勢の二人目の優勝を目指して走る。

幾度かトップ10も優勝争いも最終局面で何回もして来た。

だけど届かなかった優勝。。。

後輩達も実力が上がって私より遥かに強くなっていくのを見るのが毎年嬉しくて、負けたくなくて。

そんな事を繰り返しているうちに、選手ではなくなり、働きながらも沖縄選抜で走りながら若手にアドバイスを。。。とお願いされ今年で4回目。

その中で、2017年は山岳賞!これは、個人的に物凄く嬉しい表彰台。ツールドおきなわの最高峰レースでの表彰台。

2016、2018年はタイムオーバーで惨敗。

そんな色んな事があり、私の目で見てきた事、みてきたその世界は色々な事があった。

実は、初出場は30 kmくらいでちぎれて終わった。その後は、市民レーサーと走って名護に戻ってきた。そんな過去あり。


今は、私のようにならないように。レース展開や走り方を走りながら伝える。私の時は、出来る環境の選手はいなく、常に毎年試行錯誤。
今年はこう言う展開か。。。

こうきたか。とか、こういう時どうするの?なんて一人考え、的外れな年もあり、少しずつ経験値が高くなり、実力もついてきた。

個人的には、今の若い選手に少しでもいいから近道してほしい。私の試行錯誤や経験を当日だけでも話して頭に入れて走ってもらいたい。という思いが強い。

走りながらも、アドバイスして一気に上の順位に食い込んで欲しい。

今年、若手選手が7位という順位に食い込んだ。

初めて走った時は確か、30 位くらいだったはず。2回目は、20位前後、3回目の今回は7位。

驚きと非常に嬉しかった。2019年も沖縄出身が二位と七位。優勝して欲しかったけど次の世代での上位は意味がある。

それと同時に、Ashivivaメンバーの表彰台と全員完走。

個人的に完走したくて、最後まで走りきって結果完走したけど、それよりも嬉しい結果。

個人的に完走したいのは、来年のチーム活動の中心目標の為。代表としてどうしてもしなくてはいけなかった。

それよりも嬉しい周りの好結果。

今でも泣きそうです。。。

そんな想いの中、宇都宮に戻って日常を過ごす。

今回の結果は、2020年のAshivivaのスタートに過ぎない。ここがゴールではなく、スタート地点についた。後は、スタート地点に着く数を増やす。


私のゴールはまだまだ先にある!

毎年積み上がるけど、すぐに崩れていく沖縄での結果。確実に次の世代へバトンは渡されている。優勝は、もちろん私も願っています。それよりも長く続く為に、確かな強化の為にトップ10に入る選手を増やし、その中で優勝争いさせていこう。

レースやレースまでの事は、また次に。。。

今回ご支援頂きました、かりゆしホテル様、ヘルメット、アイウェア、グローブのOGK様、ソックスRXL様ありがとうございました。

レース中応援していただいた皆さんありがとうございました。羽地ダムでは、キツ過ぎて声は聞こえましたが顔はっきり確認できず。すみません。

そして、北部地区住民の皆様、大会スタッフ、関係者、警察、消防の方々、協賛各社の皆様、ツールドおきなわを楽しんだ全ての皆様ありがとうございました!

レースの事や、レースまでの事はまた後日。


明日もなんくるないさぁ〜☆

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