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1分で読んで

1分で話せを読んだ。

もともとSchooの授業で伊藤さんのコースを見たときにも、内容が面白い、わかりやすいことから気になっていた本だ。
実は、最終的に自分の背中を押してくれたのは、箕輪さんと、明石ガクトさんの対談イベントの記事で、質問者に対して、「君の言っていることはよくわからないから、まず、一分で話せを読んで言いたいことを厳選して言えるようになりなさい」という内容を読んだからだった。

この本を読む目的としては、『相手に誤解を与えずに、どうすればシンプルにわかってもらえるか』を、最初年頭に置いていたのだが、いきなり、本に全否定される。

わかってもらうことはゴールではない、『相手を動かすこと』がゴールであり、それを実現するためのプレゼンだ。

そのためのポイントは3つ。
① 相手を理解したうえで、プレゼントは、相手の頭に伝えたいことを移植する作業である。

② 相手がわかりやすいように、シンプル+ロジカル
  結論(シンプル。できるだけ無駄な言葉をそぎ落とす。名詞化。)
   →3つくらいの根拠(なぜなら、○○だから)
     →その根拠を示すFact(例えば、こういうことです)を整理

③ ロジックだけでは伝わらないので、右脳に働きかけるため
  相手にイメージを作ってもらおう
   相手にイメージを作ってもらう方法は2種類
    1.相手に勝手に想像してもらうか(Tipsとして、最初に「想像してください」という)
    2.イメージの中に入ってきてもらうか

後半はケースなどもあるので、本文だけだと結構すぐに読み終わってしまうが、しっかりメッセージの伝わってくる
非常に良い本だと思う。伊藤さんはプレゼント同様、かなりのブラッシュアップをした研ぎ澄まされた作品を仕上げたのだと感じる一冊だ。

また、ビジネス本大賞の授賞式もこっそり見に行ったのだが、
そこで編集者の人が語っていた売るための秘策として、ほかの本と比較して目立つように、シンプルな装丁にしたと。
それは、タイトルの長い本や装丁が派手なものが増えていたため、できるだけシンプルにしたと。
本の内容もできるだけ短く変えたといっていた。 なかなか奥が深い話だと思い関心した。

ということで、考えに考えたタイトルが今回のものになります。
いかがでしたか。


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