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仏教に学ぶ生き方、考え方「清掃活動」

 今日は朝からお寺の境内を「世話方」の皆さんに掃除をしていただきました。

 世話方(せわかた)とはお寺の行事や維持管理をしていただく方で、各地区から一〜二名ずつ選ばれております。

 そして年間に数回、こうやって集まっていただき、お手伝いをしていただくのです。

 この暑い時期にもかかわらずみんなで「刈払機やチェンソー」を使って除草をしていただきました。

 中でも、三十年ものの「檜」が庫裏の屋根に覆いかぶさっていたのですが、ワイヤーで引っ張りながら切っていただきとても明るくなりました。

 檜の枝や葉が「樋」に詰まって大変だったのですが、これでしばらくは安心できます。

 いつもながら、こういう時に御同行様の「経験と智慧」に、脱帽している自分がおります。

 境内には沢山の「木」が植わっております。

 草取りや整理整頓はできても、大きくて高いものは手に及びません。

 それをみんなでワイワイやりながら、きっちり仕事をこなしてもらえる。

 こんな世話方様との「ご縁」に恵まれて幸せだなと思っております。

 そして僧侶は一人でできるものではないけれど、こうやって支えていただける「御同行様」と一緒であれば、お寺を維持していけるのではと「熱く」思うのです。


☆今日の一句☆

 控えても
    ここぞという時
          世話になり


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