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仏教に学ぶ生き方、考え方「貧しいということ」

 世界でも豊かな国になった日本でも、「貧しい思い」をしている人は多いと思います。

 十分暮らしをしていける収入があっても、家を買ったり車を買ったり、賭け事に入れ込んだりして「ローンや借金」を背負わされている人もいるでしょう。

 そして、借金を返そうと「闇バイト」に手を染める若者も出てきています。

 つまり豊かそうに見えても、「貧しい思い」をしている人が多いのです。

 でもなぜこんなことが起こるのでしょう?

 確かに家や車が立派だと、「豊かそう」に見えます。

 そしてその見た目の豊かさに惑わされて、貧しさを「引き込んで」はいないでしょうか?

 仏教は見た目の豊かさに目を向けることより、もっと「別の視点」で見ていると思います。

 それは「心の豊かさ」です。

 実際裕福な暮らしをしていても、「心が貧しい」人は沢山お見えになります。

 大きな家に一人暮らしで「寂しく」暮らしている人も多いのです。

 また友だちが沢山いても、人知れず「孤独」を感じている人もいます。

 親友といえる人がいる人も実は「少ない」のです。

 心という見えない部分の貧しさ、つまり「隠れた貧しさ」が忍び寄ってはいないだろうか?

 それを防ぐために「仏教ができることは何かないか?」と考えております。


☆今日の一句☆

 貧しさは
    見えないところに
           潜みゆく

 

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