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仏教に学ぶ生き方、考え方「売れ残り」

 皆さん、お店の商品棚にあと少ししか商品が残っていないと、どう思われますか?

 「あと少しだけど残っていてよかった」と思う人は少ないようです。ほとんどの人は「売れ残りだから何か訳があるのかな?」「ここにあるものはみんながいらないと判断した残り物」と感じるそうです。

 でも「買わないといけない」時には「仕方なく」手に取るわけです。

 昔、大型ショッピングモールでアルバイトしたときに、「商品の隙間を作るな」と教えられたことがあります。

 隙間があるだけで売れ残り感が出るらしく、商品の量に合わせて、どんどん棚を減らしていくそうです。

 このように「そのもの自体」より、「周りの様子」で判断することは、実は多いのです。

 人も然りですよね。人気のある人は「何か魅力があるのかもしれない」と思ってしまいますし、独りぼっちの人には「嫌われてるのかな?」と誰もよってきません。

 仏教は、「周りの状況」に左右されずに「そのままを観る」ことが大切にされています。

 そう考えると、つまるところ、「誰もが尊い存在」であり、「誰もが救われる存在」であるのではないでしょうか?

☆今日の一句☆

 人生に
    売れ残りなんて
         ありません 

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