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ほとけさまのおしえ「出刃包丁」

 最近少しずつ「調理」をしております。

 調理に欠かせないものといえば、「まな板と包丁」ではないでしょうか?

 そして包丁にも様々な「種類」があります。

 「フルーツナイフ」とか「刺身包丁」とか「出刃包丁」とか。

 でも「出刃包丁」と聞くと、いきなり「怖く感じてしまう」のは私だけではないはずです。

 包丁の中でも魚の骨を切り分けたりするときに、「分厚く重い」出刃包丁を使うわけですが、言葉の響きがなぜか怖く感じます。

 作った人には申し訳ないですが、「刃が出ている」というところがなぜか事件の匂いがするのです。

 でも本来は、包丁を作った鍛冶屋の大将の歯が「出っ歯」だったことからこの名前がつけられたそうですが。

 でも同じようなことが「宗教」にも言えるのではないでしょうか?

 本来は宗教は、人の不安や悲しみを癒やし、「生きるための考え方」をそっと伝えていくものです。

 でも使い方次第では、「金儲け」や「洗脳」の道具にもなります。

 要は宗教を教え伝えていく人の、「心がけ一つ」にかかっているように思うのです。

 包丁で素晴らしい料理を作り、みんなに喜んでもらえるように、「心が軽くなりみんなに喜んでもらえる」ような宗教を伝えていきたいと、切に思っております。


☆今日の一句☆

 包丁を
   握る手人の
      心出ず

 

 

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