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仏教に学ぶ生き方、考え方「気にしないと気にならないということ」

 真宗では、苦しみを和らげるために「仏様にお任せする」ことが大切だと教えられています。

 間違えたり忘れたりしたことを苦にして、自分はダメだと感じるようなときも、あれこれ考えずに「お任せする」ような生き方を勧められます。

 とはいえ、やっぱり失敗をいつまでも「気にしてしまう」ものです。

 なぜ忘れていたんだろう?なぜ間違えたのだろう?と「考え込んで」しまいます。

 でもなぜと考えて答えが出ることは「ほとんどない」と言ってもいいでしょう。

 ただ単に忘れていたり、ぼっとしていただけで「それ以上でも以下でもない」わけです。

 なのでそういう時には、一休さんのように「気にしない気にしない、ひと休みひと休み!」と考えるようにしています。

 そして次からは忘れないように、間違わないように気持ちを「前向きに」持っていけばいいのではないでしょうか?

 そしてそういうことを考えていると、段々と気にしていたことが「気にならなくなってくる」ものです。

 気にするから気になる、気にしないから気にならなくなってくる。

 このことを知らせるための言葉が「お任せする」ということなのではと思い始めています。


☆今日の一句☆

 苦になるも
     気にせずココロ
           拡げよう

 

 

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