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ほとけさまのおしえ「小銭入れをなくした話」

 皆さんは、身の回りの物を失くしたり落としたりすることはありますか?

 そういう前振りをする時には、私も失くすことが「よくある」と言っているようなものですよね~。

 その通り、よく探しものや忘れ物をするほうです。

 旅行したときにも二回連続で「傘」を忘れたこともありますし、「長財布」をハンバーガー店においてきたこともあります。

 先日も「スマホ」を会計で置いたまま店を出てきましたが、すぐに気づいて取りに戻り事なきを得ました。

 そして昨日は「小銭入れ」を取り出そうとしましたが、一向に見つかりません。

 小銭もそんなに入っていないし、カードや免許証は入ってなかったので「まぁいいか!」と考え直し、探しもしませんでした。

 そしてその夜、「鞄の底」にちゃんと潜り込んでおりました。

 しかも探していないのにも関わらず向こうから「出てきて」くれました。

 紛失物が見つかるととても幸せな気持ちになり、「感謝の気持ち」が湧いてきます。

 でも同じものが失くならずにそのままあったとしても特に感謝する気持ちは湧きませんよね?

 むしろあって「当たり前」と思うでしょう。

 それと同じことが「老い」や「病」にも言えるのではないでしょうか?

 健康な時には当たり前と思っていても、それが失われるとありがたさが身にしみる。

 つまり忘れ物は、もしかしたらそれが「どれほど大切なものだったか」を教えてくれているのではないかとも思うのです。

 そして失くさなくてもいつもそこにあることに感謝をできればより幸せな日々が送れるのではないでしょうか?


☆今日の一句☆

 かくれんぼ
    あなたがいること
          ありがたき

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