仏教に学ぶ生き方、考え方「もしチキンだったら?」
「クリスマスにはチキンを食べる」ことが定着しました。
「キチン」や「ピザ」を食べて、その後「クリスマスケーキ」を食べて、という方も多いのではないでしょうか?
どうしてチキンを食べるのかはともかく、クリスマスに食べられる鶏はかなりの数になると思います。
全世界に展開するフライドチキンのチェーン店で、日本の支社だけが「鳥獣供養」をするそうです。
これは、一切の生き物には「仏性」が宿っていると考える仏教の教えが根付いているからでしょう。
「人間のための命」ではなく、あくまで「どんな命も大切に考えられる」のですね。
つまり、今食べているチキンは、前世で「知り合い」だったかもしれません。また来世で自分は「チキン」になるかもしれないのです。
もし自分が「チキン」だったとしたら?
命をつなぐ以上、命をもらわなければならないとしたら、せめて「感謝」と「丁寧にいただく」気持ちは持っていたいものです。
☆今日の一句☆
ありがとう
命をしっかり
いただきます
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