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仏教に学ぶ生き方、考え方「見守るということ」

 沈没したタイタニック号を見学する潜水艇が、破損するという痛ましい事故が起こりました。

 水や海は私たちに大きな恵みをもたらしてくれると同時に、溺れたり水圧で潰されたり、流されたりする危険もあることを改めて感じております。

 これから夏が本番になり、海に川で命にかかわる「水難事故」につながることも心に留め置きながら安全に過ごしていただきたいものです。

 そういう私も毎日プールで汗を流してはいますが、いつ何どき「溺れてしまう」やもしれません。

 何かの拍子で起き上がれない状態になることもあることを「心して」臨まなければと思っております。

 でもそういう人にもありがたい存在がプールの「監視員」の皆さんです。

 プールサイドに立ったり、監視用の高い椅子に座ったりして見守ってくださっております。

 常時「二〜三人」の方が様々な方向から見ていてくれるのです。

 そして交代する時には、手を大きく挙げて「監視業務」を確認しあっています。

 私たちが何気なく泳いでいる間、決して目立つことなく居続けていただいている。

 そしていざという時には、事故を防ぐために「最善の努力」をしていただけると安心しております。

 全国の「監視員」の皆様、また様々な場面で「見守る」仕事をされている方に、あらためて感謝を申し上げたいと思います。


☆今日の一句☆

 見守られ
    この世を泳ぐ
         幸(さち)多し

 

 

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