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仏教に学ぶ生き方、考え方「この物価高の世の中に」

 物の値段が上がり、ちょっとしたものでも買うことを「考えてしまう」ようになりました。

 御同行様も「生活が苦しい」と訴える人が多くなってきた実感があります。

 確かに「その通り」だと思います。

 でもあえて言うなら、「お金に囚われて」いては「もったいない」と思うのです。

 そもそも値段は「需要と供給のバランス」で決まってきます。

 欲しい人が多いと「上がり」、少ないと「下がり」ます。

 また、物が多いと「下がり」少ないと「上がり」ます。

 物が多いのに、値段を上げたら誰にも「見向きもされない」でしょう。

 つまり市場経済では「物の値段」はもう「十分吟味されている」と言ってもいいでしょう。

 なので「難しいお金の話」は横に置いておいて、それより「自分の命をどう明るく照らしていくか」のほうを考えたほうがいいのかもしれません。

 日本も戦後の混乱期には「ハイパーインフレ」を経験しています。

 戦後の二年間で物の値段が「十五倍」にハネ上がったそうです。

 その中を「切り抜けて」きた私たちに、「仏教が指し示す道」はどうあるべきかをいつも考えています。


☆今日の一句☆

 物価高
    仏教叫ぶ
        声高に

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