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仏教に学ぶ生き方、考え方「お寺との付き合い方のコツ(その参)」

 先ほどから「菩提寺」と申しておりますがそもそも菩提寺とは何なのでしょうか?

 また、菩提寺の「菩提」とはどんな意味があるのでしょうか?

 これは仏教に対する「心の姿勢」にも関わってくることです。

つまり、菩提とは「悟り」という意味があります。

 なので菩提寺とは「悟りを開くためのお寺」ということになるのです。

 そもそも昔はお寺とは呼ばずに「道場」と読んでいました。

 道場とは「道を修めるための場所」という意味です。

 つまりお寺は「仏道を修め悟りを開くための場所」と考えていいかと思います。

 なので自分から足を運び、自分から教えを学んで、修繕なども御同行様と協力してしていくのが「本来の姿」と言えます。

 最近は、お寺を「お坊さんのお家」「お坊さんの持ち物」と考えている方が多いように思いますが、本来は「仏道を目指す皆さんのもの」なのです。


☆今日の一句☆
 お寺はね
    自ら求め
       行くところ

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