毒母のウソとワガママにどう対応する!? まさりは魔除け(?)のアイテムを手に入れた!
老人ホームを追い出され、新しい施設に引っ越ししたものの、わずか15分で、
「もう私はこんなところにおられん!!」
と電話してきた毒母です。
あまりのことに、帰りの車の中で私は真っ白い灰になりかけました。
そして、思いました。
うっわぁ〜〜、また始まったよ…。
母から電話がかかってきたのは、私が引っ越しの荷ほどきを終えた後、施設を出て、急いで車で家に帰る途中でした。
「え?? どうした?? 何かあった?」
と、聞くと、
「どうもこうもねえわ、こんなところおられんのやっ!!」
新しい施設は割と広い通り沿いにあって、ちょうど帰りのラッシュアワー時だったので、車の音がうるさかったのかも、と思って聞いてみると、
「そんなことやねぇ! こんなところでは寝られん!」
あ、ベッドの問題??
「足は伸ばされんし、ベッドは硬いしっ!」
足伸ばされん…ってあなた、別にそんなに巨人じゃないやろ、と思いつつ、とりあえずベッドの寝心地が気に入らない、というのはわかりました。
さらに、母は続けて、
「なあ。
あんた、なんの説明もなく、こんなところに連れてきてどういうことなん? どういう理由でここに連れてきたん? 早く私を元のところにもどしよ!!」
怒りマックスでたたみかけてきます。
どういう理由って、あなた。
あなたの態度が悪くて老人ホーム追い出されたから、私が必死に次の施設を探して、ようやく見つけて、今日そこに引っ越しできたんでしょうが。何言ってんだ。
これまでの私だったら↑こうやって、真正面から反論しちゃうのですが、今回はグッと耐える。そうだ、耐えろ、まさり。
そもそもこの状態になった母には何言ってもムダっていうこともあるんですが、今は小学生の次男ハルキを家に1人で留守番させている状態。
引っ越し屋さんが予定より2時間も遅れてきたためですが、急いで帰らないといけないので、今、ここでゆっくり(?)母と電話してる時間はないんですよね。
とりあえず、
「ごめん、ちょっとまだ家に帰り着いてないから。
また、帰り着いたらかけ直すから!」
と、いったん電話を切りました。
ちなみに、この電話がかかってくる15分前の母のセリフ↓。
「ハルキちゃんが待ってるんやろ? でも、急ぐと危ないけん、あんまりスピード出さんように気をつけて帰りよな。今日はありがとう」
それが、明らかに運転中の私に怒りまくって電話してくるってどーゆーことなんですか(・∀・)
その後も「家に帰ったらかけ直す」って言ったのに、運転中だと分かってるはずなのに、何度もかかかってきて(高速道路で停められなかったので無視しました)自分の親ながら、狂気を感じました。こえーよ。
そして、家に帰った途端、こちらからかけ直すより先にまたかかってきまして、あいかわらず、
「なんで私がこんなところ連れてこられたのか今すぐ理由を説明しろ!」
と、ブヒブヒ言ってるので、…まさかとは思うけど、
「あのさー、前の老人ホームを出て行ってくれって言われたやろ? それはわかるよね? なんで自分が老人ホームを出て行けって言われたか分かってる?」
と、聞いてみたら、
「そりゃあ、あんたのせいやろ!」
!!!!!!!!!
え? 私のせい?? 私のせいって言った? 今??
何を言うてるんじゃ、こいつは。
おまえのせいじゃああーーーーー!!!!
(↑この部分、もっと大きくしたいけど、これが最高の大きさ)
ほんとに。意味不明すぎて目眩が…ああ、目眩が。
そして私が頭クラクラさせている間も、母はずっと、
「前の老人ホームに今すぐ連れて行け。それがダメなら老人ホームに移る前に住んでいた実家に1人で住むから、そこに連れて行け」
という話を延々としています。
ほとんど駄々っ子状態ですよ。
いや、駄々っ子の方がまだ可愛い。
明らかにどちらも無理なことです。
要介護のくせに1人で住む? ほんとに何を言ってるんだこの人は…。
と、普通だったら思うのですが、この毒母にまともな反論は無意味。
なので、クラクラしていた頭が少し元に戻ってきたので、
「わかった、わかった。じゃあ、今日これから連れて行くのは無理だから、明日、前の老人ホームに電話して、また戻っていいかって聞いてみたら?」
「そんなん、私は電話番号知らんけんできん!(←ウソです。そして、おまえがやれ、という意味)」
「あ、そう。わかった、じゃあ、今から電話番号教えるから、明日、自分で電話してみて」
「ふん。前のところが無理やったら実家に帰るわ」
「実家に帰っても、今はベッドがないから、まずベッドのレンタルを手配しないといけないんよ。レンタル屋さんの電話番号教えるわ。
それから、今度は私、引っ越し手伝わないから引っ越し屋さんと福祉タクシーの電話番号、実家のある地域の福祉センターの連絡先とか全部調べて教えるよ。
そんなにそこを出たいんだったら、自分で連絡して手配して実家に帰っていいよ」
なるべくこちらの感情は抑えて、母が「こうしたい」ということにいちいち反論せず、淡々と事務的に対応するのみ。
すると、向こうも少しトーンダウンしてきまして、
「じゃあ、明日、前のところに電話するわ」
と、ひとまず電話終了。
あー。終わったー。疲れるー。
そして翌朝。
夜間〜早朝にかけて、何度か母からの着信があったようですが、私は夜間はスマホの音消してるので気がつかなかったんですよね。
恐ろしいことに、
「まさりが電話にでないと皆が迷惑するよ」
という、本文なしタイトルのみの脅迫メールまで来てるうぅーーー。
怖すぎるやろ。
何これ。
と、思ってたらまた電話がかかってきました。
「ところでな、一つ聞きたいんやけどな。
あんた、なんの説明もなく、こんなところに連れてきてどういうことなん? どういう理由でここに連れてきたん? 早く私を元のところにもどしよ!!」
いや、一つ聞きたいっていうか、それ昨日から何回も言ってますけど!!(・∀・)
わざわざ書かなくてコピペしちゃうよ、って感じですよ、ほんとに。
一晩経ってまた元に戻ってるじゃーん。
ぐわあー、めんどくさーーー。
あまりにしつこいので、これはギリギリまで言わないようにしようと思っていたのですが言うことにしました。
「前の施設を出て行けって言われて、次の施設を探すための話し合いしたよね。その時に言ったこと覚えてる?
私はもう、まさりに全部お任せする。
新しいところに移ったら、そこが良くても悪くても、もう文句は言わん。
私は覚悟を決めたんや。
って、自分で言ったよね? 覚えてる?」
当然、母も覚えてたみたいですが、開き直りました。
「任せる?…任せるって言ったってなー、
文句言いませんって言ったからってなー、
じゃあ、じゃあ、
あんたは私が文句言わんからって、
私を田んぼの真ん中に
連れて行くんかえっ!!」
(・∀・)!!
一体、いつ私があんたを田んぼの真ん中に置き去りにしたよ!
確かに、費用1.5倍もかかる、お部屋にトイレもついてる、前より広い老人ホームには置き去りにしましたけどねっっ!とイヤミの一つも言いたくなる。
(っていうか、そんなこと言われるとホントに田んぼに置き去りにしてやろうか、と思ったりする。いや、それは田んぼの持ち主に迷惑か…)
…もはや言ってることがムチャクチャなのですが、これが母のいつものパターンなのです。
追い詰められると、こういうあり得ない極論を持ち出して話をグチャグチャにするんです。
非常に腹立ちまくりですが、冷静に。冷静に。ここで腹立て向こうの土俵に乗ったらまた話がメチャクチャになる。静まれ。静まれー、静まりたまえー、まさりー。
「…あのさー、私が今日連れて行ったのは田んぼの真ん中じゃないよね?
施設の相談はね、覚えてないかもしれないけど、毎回、アチコチ施設を見学に行った後、全部写真撮ってきてパンフレットもらってきて説明して見せて、それで一緒に決めたんだよ。
あとね。
新しいところはまさりに任せる、文句言いませんって言った時の話、全部、録音してるんだよ。自分で聞いてみる?」
明らかに電話の向こう側で空気が変わりました。
そんな証拠があるのはマズいと思ったか。
そこで母も怒りの熱が冷めたようで、いったん電話は切れました。
でも、また30分後に冷めた熱が発火したみたいで(←早いよ)電話がかかってきたのです。
そしてまた、コピペしないといけないぐらい同じことを話し始めるので、
「ごめん、ごめん、録音するからちょっと待って。
はい、どうぞ」
と、言うと、明らかに毒母がトーンダウンしました。
おや、どうした?
おらおらあ〜、さっきまでの勢いはどこへ行ったんだぇぇ〜〜。
全部、録音してやるから、かかってこいやああぁ〜〜。(←まさり、ガラ悪すぎ)
さっきまで、いきりまくっていた毒母はどこへやら、ヒートアップすることなく電話は切れたのでした。
おおー!!
なんという、ボイスレコーダー様の威力よ!!
どうやら、毒母も自分が言ってることがムチャクチャである、客観的な第三者に聞かれたら自分がおかしいと判断される、証拠を残されるのはまずいという自覚はあるようです。
まるで、ブオーンと勢いよく煽ってきたと思ったら「ドライブレコーダー録画中」のステッカーに気がつき、今度は必要以上に車間距離をとる恥ずかしい車のようです(←これ、ほんとに多いんですよねー)。
よし!
これからも、毒母からムチャ電話がかかってきた時は、ボイスレコーダー様で乗り切ろう!
もはや、ボイスレコーダーが魔除けの札に思えてきました。
悪霊退散!!ありがたやー。
このボイスレコーダーで録音するって、母がトーンダウンするのはもちろんなのですが、私の方でも録音してると思うと、毒母の暴言にカチンときた時に「いやマテマテ、私もちゃんと冷静に話そう」って意識できるのでとても良いです。
亡くなった父も、この毒母の「私は何も知らない」「勝手に決めてから」攻撃をかなり受けていたので、母と決めごとをする時は全部
「○月○日、母がこう言った。こう決めた」
と、紙に書いてたんですよね。
それでも「そんなのあんたが勝手に書いたんやろ」とか平気で言いますからねー。ひどいもんですよ。
そんな毒母ですが、さすがにボイスレコーダーに録音されてる自分の声はごまかしようがない、ということは分かっているようです。
そんな父の姿を見ていたので、施設を移る話し合いの時には、
これは絶対に、話し合いの証拠を残しておかなければ
後々ヤバいことになる!
と、ボイスレコーダーを買ったんですけど、正解でした。
でも、話し合いの後の母は、その時の「まさりに任せる」の言葉通りで文句も言わず、機嫌良く過ごしていたので「あれ? こんなに心を入れ替えることになるんなら録音しとかなくてもよかったのかも。この証拠は出番なかったなー」と、一瞬、思ってたのですが、とんでもない。
やっぱり、証拠は大事だーー!
…というのが昨日の朝で、それ以降は録音されるのを警戒してか、私には電話かかってきてません。
かわりに親戚に電話かけて文句言ってるみたいなので、それはそれで困るんですけどね…。
さて、今後どうなることやら。
できれば、問題なく、こうやってnoteに愚痴ることなく、平穏な日々を過ごしたいです(・∀・)
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