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漁師の前はYouTuberになりたかった次男。カメラ触ったことないのにカメラマンになりたかった長男。

昨日書いた記事の中で紹介させてもらった「素潜り漁師マサル」さん。

なんと、そのマサルさんもnoteをされているということに気がついてしまったので、記事を読ませていただきました😊

なんか、YouTube見ているだけだと、いつも楽しくワイルドに好きなことしてるなー、いいなーと楽しませてもらっていたのですが、こんなご苦労や覚悟を持ってYouTubeやっていたとは!!!

びっくり。

私もfacebookなどで苦労話とか愚痴話を書くのは好きじゃなくて、基本的に楽しいことしか書かないので、まわりからは、毎日苦労せず、のんきにヘラヘラ楽しんでるおめでたい人、と思われてるような気がするんですけど💦

安心してくださーい。私もこの世に生きてるので、相応に辛いことや苦しいことも日々体験しておりますので!

と、言いたい。

なので、noteでは、facebookには書けない苦労話とか、ちょっぴり真面目な話とかも書いちゃおうかな、と、それもnoteを始めた理由の1つです。

子どもたちに「母ちゃんだって、のんきにヘラヘラしてるばっかりじゃなかったのよ」ということも伝えとかないといけないし!?

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ちょっと話がそれましたけど、そんな意味でも、ますますマサルさんに親近感がわき、応援したい気持ちになりました!

とはいえ、私の年齢的には、マサルさん寄りじゃなくて、親目線で読んじゃったりするんですけどね😅


子どものなりたい職業に「YouTuber」が入るようになってなって久しいような気もしますが、一般的にはYouTuberってあまり職業としての評価は高くないでしょうし、親世代からしたら「子どもがYouTuberになりたい」とか言って来た日には、

「まてまてまて、世の中そんなに甘くないんだぞ!」

「YouTuberで成功するのは一部の人だけだよ!」

「もっと真面目に働く道に進みなさい!」

なーんて、お説教したくもなる気持ちは、親としてとっても分かります😅

うちの次男も小さい頃は、キッズYouTuberの「がっちゃん」が大好きで、オモチャを開封する時は、いつも「がっちゃん」風に紹介しながら開けていました。

そして、こうやってオモチャを紹介したり、楽しい場所を紹介するだけで仕事になる=お金がもらえるのがいいなーって思ったんでしょうね。

ご多分にもれず、

「ボクもYouTuberになりたい!」

と、言い始めたのです。

私も「うわー、ついに来た来た…」と思いつつ、とりあえず、頭ごなしに否定されたら、子どもじゃなくても腹立ちますからね。

「ハルキはどんなYouTuberになりたいの? 試しに一回、動画撮ってみよっかー」

と、一緒に撮ってみましたら…。

カメラの前で一人で話すことが思った以上に大変!

ということに自分で気付いたようです。そして、あんまり楽しくなかったのか、向いてないと思ったのか、

「やっぱ、ボクYouTuberやめるわ」


早いな!おい!

その後、なりたい職業は「お掃除屋さん」「漁師さん」へと続きます(・∀・)

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前回の記事で「親の職業が子どもに与える影響って大きいよね」っていう話も書いたんですけど、今、写真の学校に通っている長男アキラも、多分、いつも家でイラストやデザインの仕事をしている私の様子を見て、

「会社で働くより、母ちゃんみたいな働き方の方が楽しそう」

と、思ったんじゃないかという部分もあります。

実際、仕事のために、流行りのデザインやらフォントやら研究するために、あれこれ雑誌読んでたり、ラクガキみたいな絵を描いてたりするのも、

「遊んでるように見えるかもしれないけど、これも、仕事なんだからね!」

と、言ってたので、

「ラクそうな仕事やな…」

と、思われていた可能性はある(・∀・)

いや、かなりあるな。


フリーランスで働くということは、楽しそうに見えて自由度が高いかもしれないけど、それはそれで会社勤めとは違う大変な部分もいっぱいあるんだよー!ということは、おいおい教えていかないといけないですね💦

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で、私も、自分のやりたいことを好き勝手やってきたくせに、子どもの進路については、やはり保守的な気持ちがムクムクでてくるというか「失敗させたくない」とか「苦労させたくない」って思っちゃうんですよねー。いわゆる親心というやつですね。

長男アキラが、高3で進路を決めるにあたって、

「写真の学校に行きたい」

と、言ってきた時はものすごくビックリしましたし、正直「うそやろ…」と思いました。さらに言うと「おまえ、世の中なめすぎ…」とも思いました。

なぜなら、アキラはその時、スマホで写真を撮るのは好きでしたが、カメラで写真撮ったことはほとんどなかったからです(・∀・)!


「アキラ…あんたカメラの使い方も知らないやろ? そういう学校を選ぶ人たちっていうのは、そもそも、すでに普段から立派な一眼レフとかで写真いっぱい撮ってて、カメラにも詳しい人たちが集まって来るんだと思うよ? あんた、写真のイロハのイすらもわからんやろ? そんな素人さんがポイっと入ってやっていけるん? 話だって合わないかもしれんよ? 大丈夫なん???」

もう、とにかく、心配があふれ出る母です。

そんな母にアキラはバッサリ。

「そんなにみんな写真に詳しくて、すでに上手に撮れるんだったら、学校に来る必要なんてないじゃん」

「ボクは知らないから学校で勉強したいんだよ」


…ご、ごもっともです。

でもさー、でもさー。そうは言ってもさー、親は人生の先輩だからさー、苦労するのが目に見えるっていうかさー、とにかく心配なんよー。と、ぐじぐじしていると、

「母ちゃんとは時代が違うから」

誰に似たのか、バッサバッサ容赦なく切りつけてきます。

きいぃぃぃーー腹立つぅぅぅーーーー。

でも、その言葉で、

「そうか。そうだね、アキラの人生なんだから自分で決めればいいよ」

と、私も吹っ切れたのです。


古い価値観、親の価値観であれこれ言うのはやめよう。もちろん親としてアドバイスはするけど、そのアドバイスをどう生かすかは子どもの自由。これから大変なこともあるだろうし、ひょっとしたら後悔することもあるかもしれない、でも、自分で決めたんだから自分でなんとかできるよね。

そして、思い出したのです。

アキラに対して

「カメラ触ったことないくせにカメラマンとか!」「世の中なめてる!」

とか言ってる自分だって

聖飢魔IIの後輩になりたいからという理由で早稲田大学を目指したこと」「イラストの勉強もしたことないくせに、イラストレーターデビューしたこと」を。

…自分だってほとんど同じじゃないか、と。

親子のDNA怖い(・∀・)

*トップのイラストは「写真学校の夏休みの宿題動画でハトの被り物をかぶって踊るアキラ」です。

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