英語学習は「型」が大事だけど、型を守るのってダルいよね
やあどうも|ω・)
まさぽん(通称:英会話の伝道師)です。
英語初心者が、英語ペラペラ状態になるまでスキルを上達させるには、とある重要なことがあるんだ。
それは「型」を身に付けること。
この「型」というのは、すなわち「パターン」のことね。
某アニメにも出てきた「〇〇の型」っていうアレのことだっていえば分かりやすいかもしれない。
これは英語に限った話じゃなく、スポーツでも音楽でも何にでも必要になる考え方である。
たとえばきみが、学校のお友達とバンドを組んで、「ドラムの達人になりたい!!」って思った場合を考えてみよう。
その場合、「4ビート」とか「8ビート」というものが出てくる。
これがまあ、基本中の基本の型になるわけだけど、決して疎かにしてはならないものだ。
両手でバチを握り、グリップを効かせて一定間隔でリズムを刻む時、ある種の「型」を意識することになる。
そしてドラムの場合、両手だけではなく「バスドラム」のために「足」を使う必要が出てくるのだが、これが最初はとても難しく感じるのだ。
4ビート、8ビートができなくては、16ビートは打てない。
この16ビートってバンドでもよく使われてるし、叩けるとめちゃくちゃカッコイイんだけど、いきなり素人が叩こうとしても絶対にうまくいかないw
つまり、16ビートっていうのは、4ビートとか8ビートの「応用編」として存在する "上級の型" なのだ。
ピアノで言うならバイエルとかハノンとかツェルニーみたいなもので、基礎のキソのパターンをしっかりこなせない者に、応用形を演奏することはできないってこと。
ここまでを踏まえた上で、英語の話に移ろう。
💎 英語の「型」を身に付けずして英会話をすべからず
ぼくは普段、色んな日本人英語学習者とZoomとかメールでやり取りしてるんだけどさ。
みんな、地道な基礎を軽視し過ぎなんよ(笑)
どうも「英語」といったら、みんな「英会話」をやりたがるんだよね。
「文法とか読解なんてどうでもいいから、とにかく英会話ができるようになりたい。余計な遠回りはしたくない!」って感じで。
怒らないで聞いて欲しいんだけど、そういう人に一言、言わせて欲しい。
ばーーか( ̄▽ ̄)✨
・・・怒った?
まあこの程度の煽りで怒っちゃうような低俗な輩はぼくのnoteは読んでないはずなので、このまま進めさせて頂くことにしよう。
まあなんていうのかな、英語の文法とか構文をやらずに、いきなり英会話をやりたがる人達って、ドラムで言うところの「16ビート」をいきなり叩きたがる人と同じなんだよね。
つまり、4ビートやら8ビートやらバチの持ち方やら楽譜の読み方とか一切勉強することなく、単に見よう見まねで「プロ並み」のことをしようとしてるってこと。
あのね、英会話ってのは、「プロの技術」なんだわ。ここ多くの日本人が勘違いしまくってる部分ね。
きみがネイティブとか、生まれ育ちが英語圏の人でない限り、文法をやらずにいきなり英会話に取り組もうとするのは、断じて辞めた方がいい。
まあそこそこセンスある人なら、モノマネ英語でもそこそこ通じる英語を話せるようになるとは思うけど、結局それって素人レベルなんよ。
そして、素人レベルの知識とテクニックでいくら時間をかけて英会話を練習しても、いつまで経っても素人レベルからは抜け出せない。
「日本人が中高6年間をかけてもいっこうに英語を喋れないのは、"話す練習" をしていないからデース❗❗👱」
とかいう外人のたわごとを真に受けてたら、逆に遠回りになるから気を付けてね。
話す練習は最後の仕上げとしてやればいいのよ。それまではひたすら基礎の積み重ね。話す・話さない以前に、基礎を疎かにしてる日本人が多すぎるんよ(特に50代以降のグータラ系おばさんに多い傾向)
なんか「効率的に英会話を習得する方法を教えてくれ」とか言ってくるヤツに限って、ロクに努力もせんし、効率の悪いクソみたいな英語学習に染まってる傾向があるから、ここらでぼくもハッキリ言わせてもらいたいんよ。笑
ごめんね、今日はいつも以上に口が悪いから、そろそろ怒ったかもしれないけど、きみなら受け止めてくれると信じてぼくも勇気を出して「大切なこと」を語っているんだ。
💎 英語学習の「型」を守りたくない心理
まあね、いくら「型が大事!」とか言われても、おそらくきみは「型を守るなんて面倒くせぇ~やりたくねぇ~😥」って、内心ウンザリしていると思う。
その気持ちはぼくも分かるさ。
なんたって、「国際社会の架け橋」となった旧5千円札の人である新渡戸稲造(にとべ いなぞう)も、文法の勉強はスゲー退屈で興味を持てなかったってエピソードがあるからね。
でも、いったん英語に興味を持った人にとっては、文法の勉強は超絶面白いものに変化するから、そこは信じてくれてよい。
まあ日本では昔から「守破離」っていう概念がよく言われている。
これはスキルを身に着けるうえで、とても大事な学習の順番だ。
「守」:型を守り、教わった通りのパターンを何度も反復して練習する段階
「破」:パターンを脱却し、独自のアレンジを加えて改良していく段階
「離」:パターンを卒業し、オリジナルの流派で、最高の技を追求する段階
っていうのが守破離ね。
まあ知らない日本人はいないと思う。
英語でもこの3つは同じなんだけど、ほとんどの英語学習者(98%以上)が最初の「守」の段階で挫折している。
型をしっかり守ることなしに、いきなり型破りの段階にいこうとして、プロのやり方を導入しようとせず、己の好き勝手に勉強しようとする。
これは「型破り」ではなく「型無し」っていう、最悪の学習タイプだから気を付けてね。
型を破っていいのは、きちんと型を守ることに成功した人だけなのよ。
文法とか、構文とか、発音とか、ちゃんとした「型」が存在するので、まずはきちんとした教材とか講座の内容にそって、そのやり方を90%以上、踏襲できるように心掛けるのが吉。
バランス的には、「守守守守守守守守守守守守守守 ⇒ 破 ⇒ 離」くらいが丁度良い。
それでも非常に多くの人が「型」を守ることに失敗している。
まあ理由はいろいろあるんだけどさ、特に20代~30代以降になってくると、だんだん余計なプライドとか無駄な知識が邪魔をして、素直に人から襲われなくなってくるのよね。
だから「人に教わったやり方よりも、自分で考えたやり方のがスゴイんじゃね?」っていう風に思ってしまうのだ。
💎 型を忠実に守れるマインドセットを身に付けるには
まあぼく自身も大人になって色んな勉強に手を出しているタイプだから、型を守りたくないっていう心理は人一倍よく分かってるつもりだ。
というわけで、そんなぼくからきみに、「型を守れるようになるためのマインドセット(精神)」を身に付けるコツを共有しよう。
まず、型を守っている間は、ひたすらガスを溜めている期間だと考えてみると良い。
型型型型型・・・・・ってずーーーっと同じ訓練をしていると、途中でなんかもう嫌になってくる時が必ず来る。
いまの世代の子には理解されないかも知れないけど、平成初期に「スラムダンク」っていうバスケ漫画があって、その主人公がひたすらコートの隅っこでドリブルの練習をさせられていたんだ🏀
彼は「試合でダンクを思いっきりブチかましたい!」と思ってバスケ部に参加したんだけど、いかんせんド素人だから、最初は試合にも出してもらえないし、シュートの練習すらさせてもらえなかった😥
そこで彩子っていうマネージャーと一緒に、コートの隅っこでひたすら「ダムダムダムダム・・・」ってドリブルの練習をさせられてたんだけど、めちゃくちゃ主人公はフラストレーション溜めてたんよね(笑)
ふんぬー!っつってしょっちゅうブチギレてたんだけど、結果的に、ドリブルの練習は主人公にとってめちゃくちゃ大事だったわけね。
別に意地悪でドリブル(基礎)の練習ばっかりさせてたわけじゃなくて、大事だから避けて通れないってこと。
これは、上級生や監督からすれば、いつか主人公が試合に出て大活躍する未来を思い描いていたからこそ、いい加減な練習をさせたくなかったとも言える。
いま、もしもきみが英語の「型」の練習をしたくないって感じたとしたら、我慢してもうちょっとだけ頑張ってみると良い。
いずれスピーキングとかリスニングの本格的な訓練に突入した時、いま頑張っていることが決して無駄ではなかったことに気付くだろう。
型を守ってる時って、なんか抑圧されてる感覚があるんよ。
でも、その「抑圧感」こそが、未来に爆発するための最大のエネルギー源になる。
文法の勉強、発音の勉強、語彙力強化。
これはすべて「地道な基礎練」だけど、英語の「型」を身に付けるためには欠かせない超重要なキーファクターなのだ。
爆発しそうになっても、爆発せずにどこまで我慢できるかが、きみの学習量の器を決める。
未来を信じてコツコツと努力を続けられる者が、本当の理想を得られるのよ。
ちなみにぼくも未だに文法とか構文の勉強はしてるからね。笑
中級者になっても、上級者になっても、いつでも還れる場所として基礎に習熟しておくことで、最も効率の良い英語学習ができると思うんだけど、どうかな。
ぼくは「本物の実力を身に付けたい」「本当の理想を叶えたい」と心から願う英語学習者だけを応援しているから、気になったら他の記事も読んでみてね😃
それではまた!今日もお疲れ✋
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