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#13 【幼児教育】YouTube、スマホゲームとの上手な付き合い方を考えた

こんばんは

フクロウです。
今日は、4歳娘と0歳娘の父として、幼児教育について考えてみたいと思います。

そして、まず、誰しもぶつかりそうな壁・・

YouTube、スマホゲームとの付き合い方について少し、考えてみました。

どうでしょうか?
子供を持つ、親なら絶対に考えたことはあるのではないでしょうか。

ちなみに、我が家では、すでに4歳の娘はiPadでYouTubeの閲覧やちょっとしたゲームはやらせています。

まだ4歳なので、スマホ自体は今は与えていませんが、小学校に上がる頃には、考えないといけないんだろうなと思うと、意外とすぐだと気付かされました。


幼児教育において、YouTube、スマホゲームって悪影響なのか?

どう思われますか?

なんとな〜く、やりすぎは良くないだろうなぁ。くらいには思っているのかなと思います。

私はそう思っています。
逆に言えば、やりすぎなければ、いいでしょ!って思っているので、我が家では、そこまで厳しく制限をかけておりません。とも言えます。

悪影響かどうかは、切り口によって違うかなと思います。
当然といえば当然ですね。

例えば、「身体的な成長」を切り口にすると・・・

幼児のうちは、まだまだ未発達ですので、できるだけ体を動かすことが良いとされている中で、YouTubeやゲームなんかは、インドアなものになってしまうので、その分、体を動かす時間がなくなってしまう。という点では悪影響ですよね。

一方で、鉄棒の仕方を学びたい、もしくは親として子供に教えたいなどの場合を切り口とすると・・・

一緒にYouTubeをみて実践してみたり、親がプロのトレーナーの動画を見て、教え方を学び、子供へ教えるといったような使い方であれば、むしろ好影響なのではないでしょうか?

そして、それと同時に、子供にとっては「できないことがあれば、検索してみる」といった学びにも繋がることになります。

ですので、ありきたりな回答かもしれませんが、使い方次第ということになります。

言うなれば、親から子への与えかた次第とも言えます

親として、そのテクノロジーやプロダクトにどのような意味や目的を持たせ子供へ説明し、使用するかが重要となってくると思います。

親の取り扱い方と子供への与え方について

では、どのように取り扱い、子供へ与えていくのか。私個人の考え方を書いてみました。

取り扱いについて

原則として、YouTube、スマホゲームなどをひとえに禁止とすることはやめた方が良いと思います。

なぜか?

私たち親がむしろ四六時中、スマホを利用しているからです。

YouTube、スマホゲームをやっていなくても、子供からしたら、「なぜ、ママはダメなものを使っているのだろう」と疑問を抱き、不信感に繋がる可能性があると考えています。

とはいえ、どうしても、親はスマホの利用率が高くなります。そのため、親の使い方と子供の使い方をちゃんと子供へ説明して、理解させる必要があります。

その上で、年齢に応じて、適切な利用があることを理解させる必要があります。
ここは根気よく、言い聞かせるのは大事かと思います。

ちなみに、ここでは4歳以上で言葉が通じる子供を想定しています。

3歳くらいまでは、積極的に親が与えていない限り、子供からYouTube見たいとか、スマホゲームをしたいとか、ぐずられることはないと思います。

子供への与え方について

子どもへ与える際に気をつけたいこととして

・フィクションを現実のものとして認識させないこと
・欠如した情報を補足すること

です。

おいおい、堅苦しいな・・・

と思ったならば、むやみに動画に晒しつづけたり、ゲームをやらせるのは危険かもしれませんのでやめましょう。

なぜか?

私たち、親からすると違和感かもしれませんが幼児はまだ、知能、知識どちらも欠如していることが当たり前です。

ですので、例えば
映像に映る物体の影を、まだ”影”ではなく黒い汚れくらいに認識するかもしれません。
また、スマホのディスプレイは平面ですが、実際の世界は奥行が存在します。そのような奥行の考えも、場合によってまだないかもしれません。

それくらいなら、まだいいのですが暴力シーンはどうでしょうか。

暴力と書くと、その時点で私たち親からすると、一方的に悪さしているやつがいるんだなと認識できますが、子供はもしかしたら、暴力に善悪をつけず、フラットに見てしまう可能性もあるのです。

これは非常に危険です。

でも子供には罪はありませんよね。だって前提となる知識もなく、善悪を判断する知能もまだ備わってないかもしれないのですから。

このような危険性があるため、親としては、この危険を排除するために

・フィクションを現実のものとして認識させないこと
・欠如した情報を補足すること

これらが大切になってくるのです。
そのために、以下の3ステップを私は行うようにしています。

  1. 動画内容、ゲームの内容を親が理解しておく

  2. 利用する時間を制限する(3〜4歳は1回30分)

  3. 必要に応じて、正しく理解するための補足情報を与える

ちなみに、ここではガチガチの学習動画とか学習ゲームをやるというよりも、子供が好きな動画を見たり、好きなゲームをやることを想定としています。

難しいことはないと思います。親として、内容を把握することで

「まだこの部分は理解が難しそうだなぁ」
「このストーリーは説明してあげよう」
「このゲームは一緒にやってあげよう」

このように、子どもの現時点での知能、知識ではカバーできない部分を炙り出し、情報を与えることで、子供の認知を正しく補正できると思います。

「脳は3歳までに80%完成する!」だからこそ正しく認知をさせる

どこかで、聞いたことないでしょうか。

・子どもが3歳になるまでに脳の発達がほぼ完了する。 新生児の脳の細胞は多くの成人が「何が起こっているか」を知るずっと前に増殖し、シナプス(神経細胞の相互間の接続部の事ですね)による接合が急速に拡大して、終生のパターンが作られる

・さらに子ども時代の初期では親や家族やその他の成人との間の経験や対話が子どもの脳の発達に影響し、十分な栄養や健康や綺麗な水などの要因と同じくらい影響力を持つ。この期間に子どもがどのように発達するかが後の学校での学業の成否を決め、青年期や成人期の性格を左右する。

2001世界子供白書より

これは、科学的にも証明されています。
とはいえ、誤解が無いように記載しますが、脳の基本構造は3歳までにできているけど、高度な知識や知能は何歳からでもつけていくことが可能です。

(ちなみに、その後6歳までに90%、12歳までに100%となるようです)

これらを踏まえて、何が言いたいのかというと

脳の基礎構造の発達の期間に、誤った情報を植え付けてしまわないようにすることが大切だと考えています。

正しい認知をさせたことの例ではないですが、3歳までに英語圏に住んで、本当の発音に晒された子供のほうが、その後の英語上達に好影響だったという結果もあるようです。

とはいえ、3歳までにやらなくちゃと親が過度になる必要はありません。

子供は大人以上に日々、いろんな刺激を受けてますから、ストレスのない範囲が大事だとも思っています。

ですので、私は、子供にただただ受動的に動画を見せるのではなく、必要な場面で必要な情報を与えて、正しく物事を理解させるように心がけております。

とはいっても、すべて完璧に行えているわけではありません。
時には、静かにしてほしいから見させておくってことだってあります。

自分の首を絞めるほど徹底する必要はないですが、単純に大人と子供で知能、知識の差がある前提を理解し、誤った認識をしてしまうと危険なこともあるということを理解しておくことが、まずは大事だと思っています。

今日は少しばかり、真面目ですが、教育ってなると親として考えることはいっぱいあるので、気張らずいきたいと思います。








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