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歎異抄をひらくから見える:生きる3つの武器とは?

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【学びたいこと】
人生を変える
集中すべきことだけに集中する
今年はお金と人間関係
自分は大丈夫だから
【概要】
心に決めること:「念仏申さん」と思いついた心の起こる時、すなわち摂取不捨の利益にあずけ閉めたまうなり287
信じること:弥陀の本願には老少善悪の人をえらばず、ただ信心を要とするべし288
念仏には無義を持って義とす、不可称・不可説・不可思議304
→理解できないのが正しい理解、無目的を目的とする、理論がないことが理論254
他力の意味:喜ぶべき心を抑えて喜ばせざるは、煩悩の所為なり302

親鸞:浄土真宗
聖道仏教:天台・真言、禅宗など自力で修行に励み、悟りを開こうとする仏教
浄土仏教:阿弥陀仏の救いをとく仏教59

歎異抄は本来、門外不出の秘本であり、読者によっては自他ともに傷つける、カミソリのような書である。4


◆有名な言葉
悪人なお往生す、いかにいわんや善人をや53
→善人はなおさらいける

善人:善を励んで助かろう、念仏称えて救われようと努める人198

◆弥陀の本願38
:全ての人は「煩悩の塊」であり、助かる縁なき極悪人と見ぬかれて、「我にまかせよ、必ず救う」と誓われている。53
▶︎阿弥陀如来の元での平等70
▶︎往生間違いなし90
阿弥陀如来:すべての衆生を救う
仏願に疑心あることなし37

◆他力:阿弥陀仏のお力55
▶︎弥陀よりいただくこと150
→生死の一大事=人生 に自惚れないもの
助かる縁なき者と他力にうちまかせる悪人こそ浄土へ生まれる正客なのだ。

▶︎念仏には計らいなきことを謂れとする。93

▶︎火宅のような不安な世界に住む、煩悩にまみれた人間のすべては、そらごと、たわごとばかりで、真実は一つもない。ただ弥陀より賜った念仏のみが、まことである。110

◉結論:仏教の究極の目的は”浄土往生”
無碍の一道:妨げるものは何一つない絶対の道231
必ず浄土へ往ける金剛心231
◉念仏:南無阿弥陀仏
念仏よりまさる善はない
→善でもなければ、励むべき行でもない237
▶︎
◉念仏者:称えずにおれない念仏者=自然法爾の念仏235
▶︎自力の計らい一切が粉砕され、称えさせる弥陀の力の強い念仏。238

★★★信心正因
信こころ一つで助かるということ179
生きるとは信ずること270
念仏者は無碍の一道なり
弥陀に救われ念仏する者は、一切が障りとならぬ、絶対の幸福者である。231
弥陀の本願以外、この世にまことはなかった。189
「信じる」のは「疑いの心」があるときである。148
念仏のみぞまことにておわします
我々に分かるはずがない。分からんままでよいのだ。186
浄土往生の真の因は、ただ信心一つである。
仏になれる身になる因は、信心一つだ。151
はやく本願を計ろう自力の心を捨てて、浄土の仏の悟りをひらけば、どんな六道、四生の迷いのな世界で、苦しみに沈んでいようとも、仏の方便力で縁の深い人から救うことができよう。66
深い因縁で私たちは人界に生を受け、ひとしく弥陀に照育され、無上道を歩んでいる。
四海みな兄弟であり、上下などまったくない。228

◆信心146
無知や迷いから救うこと147

信じるのは疑う心があるとき148

◆縁
★★★連れ添う縁があれば同行するが、離れる縁あれば別れねばならぬ。71

◆絶対の幸福者=摂取不捨の利益149
絶対に変わらぬ幸福になった人76

◆喜び
喜んで当たり前のことを喜ばせないのは、煩悩のしわざ87

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