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Cult 2. pain

 痛みの4象限(physical pain、mental pain、social pain、spiritual pain)は、それぞれが独立せず、相互作用し合って情報を交流する。いわゆるtotal painの思考実績は、個々の現象を理解する上で相応のデータを形作ってきたが、精神的な富に対する貢献は、実はいささかもなかった、というのが我々communeの結論である。それは単なる第三者の観測行動に過ぎず、痛みの痛みたる価値を無意識的に蔑ろにしているからである。
 我々の主、その言質を正確に引用するQは、常日頃、pain strategyの必要性、必然的発生を強かに訴えており、各人が的確に実行することによって、これまでの痛み、そこから派生する苦しみは反転のmomentに変わっていくことが確定している。詳しくは「探求の検疫」(説13章d15〜F11')を参照されたい。

 そのprocessとして、pain roomにて72時間(phaseを3つまで分けてよい)かけて、phantom pain → pain zero → core pain → pain zero2 → limited pain の処置を受ける。
これは痛みの4象限を統合しながら、痛みの上部構造への移行を1つずつ取り込むことのできる画期的なplanだ。既にcommuneの中で成功した者は、まだ片手に満たないとのことであるが、痛みの覇者となったことで、QとQの世話役数名を除いて接見することは現段階で禁じられている。属性を示すpain colorは個々に異なるため、processを受ける前の私のような人間が、覇者の放射を受けてしまうと、処置の効果が適切に反映されないため、配慮されている、という表現が正しい。

 私自身は今、phantom painの準備期間として1週間の休養を命ぜられている。利き手をvirtualに浸してからというもの、20年来勤めた会社や、妻と子との対話は加速度的に変化しているが、意を得てQの引用の通りであることが誇らしい。babelの塔は破壊を加えることで完成したのだから、誰人も同様に有ることが至極自然であろう。factに疎き世界に終止符を。Qなき時にも、恵みの放射あらんことを。

今のところサポートは考えていませんが、もしあった場合は、次の出版等、創作資金といったところでしょうか、、、