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オンライン結婚式って意外とイイかも

私は2020年の10月に結婚式を挙げました。コロナ真っ只中だったので、式場には互いの親族のみを招待。挙式と披露宴をYoutubeにて配信し、友人らにはその様子を見てもらいました。

まさに今、結婚式を挙げるか延期するかを迷っている人に向けて、オンライン結婚式を実際にやって良かったところ、どういった人に向いているか、などを書いてみようと思います。

メリット1:呼ぶ人や席次を考えなくていい

呼ぶ人は親族だけ!と明確な区切りがあったので
・誰を呼んで誰を呼ばないか
・呼ばないと気まずくならないか
・上司や同僚はどこまで呼ぶか。
・誰をどんな順番でテーブルに座ってもらうか
・新婦側と新郎側の人数比率合わせるか
などなど頭を悩ます必要がありませんでした。

特に私と奥さんは友人との付き合い方が全然違うので
そこで衝突がなかったのはとても良かっです。
正直、誰を呼ぶか考えるの手間が〜。と言うよりは
奥さんと衝突する可能性がある場面を減らせたと言うのがなりよりも大きいです。
ただでさえ結婚式って衝突する場面多すぎて、マジしんどいので。

メリット2:トータル費用が安く済む

人数が減る分、安く済みます。主に激減する費用としては
・披露宴会場費(ちっちゃいとこにすれば)
・食事&飲物代
・テーブルおよびテーブルクロス、お花、椅子etc
・引き出物代

ただし会場を大きいところにしてしまうと
来場者数が少ない分、赤字に近づきます。

式の見積もりをする前は
たくさん人を呼べば何とか赤字は回避できんじゃね。
とか甘い考えでしたが、赤字回避するには多くの人に参加してもらう必要があり、ちょっと現実的ではないです。
やはりあれだけゴージャスな会を催すにはお金が必要なんですね。

メリット3:関係が遠い人にも見てもらえる

例えば、大学時代の友人にYouTubeのURLを送ったら、当日一緒にいた友人の彼女も見てくれたとか。僕の母親経由でURLが送られて、小学校時代の友人のお母さんに見てもらったとか。アメリカにいる大学時代の友人に、現地から見てもらったとか…etc。

僕らが元々招待する予定がなかった人、また遠方の人、などに式の様子を見てもらうことができました。その結果、リアルで結婚式をやるよりも多くの人に見てもらえました。

URLをLINEで送るだけで見れちゃいますし、丁度自粛期間と重なり
多くの人が自宅で過ごしていた時期だったので
沢山の人に見てもらえたのだと思います。

メリット4:むしろ友人とコミュニケーションを取れる

これはあくまでも主観ですが
僕の伝えたかったことを友人に伝えることができたと思ってます。
(もし伝わってなかったら恥ずかしい!!!)

友人代表のスピーチや余興などはできなかったので
その分、我々からYouTubeを見ている皆に向けてメッセージを贈りました。普段だったら友達にメッセージを贈るなんて絶対にしません。
(僕は恥ずかしがり屋なので)

ただ、オンラインという物理的に離れている環境だからこそ
「いつもと違う何か」ができないかと思い、
メッセージを贈ることを決意できました。

結果、現地にいる親族からも友人達からも「いい結婚式だったよ。」
と好評をいただくことができました。

なんで上手くいったか

振り返って考えてみると要因は大きく2つあると思います。
・奥さんがオンライン賛成派だった
・周りの方々(親族や友人)も応援してくれた

特に前者は、女性側が結婚式に何を求めているか。
この回答次第ではオンラインなんてありえない!ってなると思います。
幸い僕の奥さんが結婚式に求めているのは
「おじいちゃんおばあちゃんへ晴れ姿を見せたい」でした。
その大目的から
「おじいちゃん達が安心して結婚式に参加できるようにしたい」
という目的が生まれ、これが「親族しか呼ばないオンライン結婚式」と利害が一致したので上手くいったのだと思います。

総じて思うこと

一生に一度しかない結婚式。こんな記事を書いてはいますが、
もしコロナ がなければ、実際に皆を呼んで結婚式を開催したかったです。
やっぱ結婚式って久しぶりのメンツが揃う!という点が本当に素晴らしいと思ってます。懐かしいメンツでテーブルを囲み、美味しいご飯を食べながら、友人の晴れ姿をアテに酒を飲む。
そういった素晴らしい時間を
提供できなかった点については本当に悔しいです。

ただ、開催する側としてはデメリットばかりではなく、
むしろメリットも多いと思います。
「お世話になった皆を呼んでパーティしたい!」という人には
オンライン結婚式は向いてませんが、
「親族だけで結婚式をあげたい」「費用を抑えたい」「コロナで結婚式を中止しようと思ってる」
そういった人たちはオンライン結婚式を是非検討して欲しいです。

これだけ世界がびっくりするスピードで変化しているので
今までと同じ。って難しいですよね。

こんな状況だからこそ逆にできることってあると思います。
オンライン結婚式はその1つの答えではないでしょうか。

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