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レストラン業で働く人、素敵です

緊急事態宣言が発令されて、自粛要請が厳しくなる中

医療、薬局、スーパー、銀行、コンビニ、公衆浴場

ホテル、レストランなどは、休業要請されていません。


この中で、サービス業であるホテルとレストラン。

こと、レストランに於いては感謝です。


今の東京で、家で料理が出来る人が

どれだけいるのだろう?


冷凍や、レトルト、インスタントで、

済ましてしまう人は、少なくないと思う。

そんな中、レストランは保存料を使ってない

メニューと、丁寧な接客を提供してくれる。


上記の医療~公衆浴場までは、言い方が悪いですが

不愛想でも、お客さんは、必要に応じて勝手に来ます。

ところが、ホテルやレストランは

不愛想ではお客さんが離れていきます。

中でもレストラン業は、安い単価の上

いとも簡単にクレームをつけられてしまいます。


ウィルス騒動前なら、数百円の食事であっても

異物が入った。

冷めている。

注文が遅い。

挙句には、よく調べもせず、お腹を壊したと言って

ネットで拡散する人まで。


僕らは、今まで勘違いしてないだろうか?

「金を払っているのだから、当たり前」

という考え方。


わずか数百円~1000円ちょいのお金で

手の込んだ食事をさせてもらっていること。

もし、家事代行に頼んだら、

材料費別で1時間3000円くらいかかりますよ。


その3分の1以下の金額で食べさせてもらっているのに

簡単にダメ出しし、文句を言う

最後には、ありがとうございます。

とまで言われる始末。


逆だと思う。

配膳から、調理、片づけまでしてもらって

この金額で提供してくれて

「ありがとう」

と言うのは、お客である我々が言うべきである。

海外はチップなどで、感謝を表してるけど、

日本人はその辺のメンタリティが薄いのでは?


この緊急事態宣言が出されても、

単価も、料理内容も、接客姿勢も変えることなく

食事を提供し続けているレストランも素敵だし、

何よりそこで働く、スタッフを讃えてほしい。

前線で働く医療関係者と同等に、

人の命を支えているひとりです。


コロナが収まって、レストランに行ったとき、

「ありがとう」と言えるお客さんが、増えていてほしい。

この言葉は、レストランスタッフにとって

達成感と、やる気を感じる、最高の言葉です。


その言葉ひとつで、ミスや事故も防げ、

もっと美味しく、もっとよい環境で

食事が出来るようになります。


長年、飲食業に携わってきたので、

偏った意見かもしれませんが、

これを機に、飲食業の価値が見直されることを

期待したいです。

ありがとうございます。100円で、6本増やせます。 あ、増毛の話です。