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FC N.

11/6(土) 関東社会人参入戦。1回戦敗退。

大学最後の試合が終わった。

大学生なのに社会人?ってなると思う。
説明すると、日本大学サッカー部は

①関東大学サッカー2部を戦っている(TOPチーム)
②東京都社会人1部を戦っているチーム(FC N.)
③Iリーグを戦っているチーム(日本大学u-22)

の3カテゴリーで構成されている。

私はありがたいことに2年生からTOPチームにいることができ、3年で関東リーグに出場や関東予選も経験させてもらった。


4年もTOPチームで関東出てやると思っていた時の出来事だった。


4年生になるタイミングで「来年から社会人リーグ」と言われた。

大学サッカーと言ったら関東リーグだと思ってたし、正直、社会人リーグは嫌だと思った。

スタッフにも理由を聞きに行った。
理由はたくさんあった。

それを受け止め、気持ちの整理をつけるのに数日かかかった。

そんな時ある人に言われた。

与えられた場所で咲きなさい

とてもしっくりきた。

咲く場所を自分で探すこと。選ぶことが大切なのも分かっている。

ただこの時はこの言葉が沁みたのを今でも覚えている。

今更何を言っても変わることはない。
結局自分次第であることに気づいた。

そして社会人リーグが始まる前にスタッフに言われた。

今年は社会人リーグ 関東昇格

やってやろうと思った。

結果を残して証明してやると。

チームをまとめる側となり、できることはやった。

年間を通していろんなことはあったが、東京都リーグでは3位の結果を残し、関東社会人リーグ参入戦の切符を手にした。

そして迎えた11/6(土) 参入戦1回戦。

3-3 PK 負け

3点のうち1点でも止めてたら勝ってた。
PK1本でも自分が止めれば勝てていた。そう思った。

試合が終わり、ミーティングをした。
4年生が一言ずつ話した。
自分が話した内容はあまり覚えていない。

ただ、思ったことを率直に伝えた。

ミーティングの後、座っていたら自然と涙が出てきた。

普段は映画とかドラマの絶対泣けるって感動シーンでも泣けないのに。
泣こうと思ってないのに。止まらなかった。

22年生きてきて、初めての経験だった。

関東に上げれなかったこと。試合に負けたこと。自分のプレーがクソだったこと。

悔しかった。

このチームでサッカーができなくなることがなにより悔しかった。

普段ふざけてるけどサッカーになると鬼真面目になるやつ。
シュート練習で煽ってくるやつ。
生意気な後輩。
ラストパスがえげつないほど適当なやつ。
やる気あるのかわからなかったやつ。
品がないっていわれるやつ。
常に喧嘩してるやつ。
紅白戦で勝って相手もスタッフも煽るやつ。

個性的なやつが揃っていた。

そんなやつらのプレーを1番後ろから見てるのが好きだった。
見ててワクワクしてた。
プレーヤーでありつつ、ファンでもあった。

それをもう見れないってなると悔しかった。

勝ってればもう少し見れたから。

だから涙が止まらなかったんだと思う。

でも終わったことはどうしようもない

目標は果たせなかったけどたのしかった。

ここで培った経験は次に生きるはず。

FC N. ありがとう( ̄(工) ̄)

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