読みたいことを、書けばいい。
投稿二日目、ブログ始めたての人って最初めっちゃ更新速度はやいよね。そして段々と日が重なるにつれ落ちていく。。。(笑)
僕はそうならないように頑張ろうと思う。(笑)
さて、今日の本だが、タイトル通り、『読みたいことを、書けばいい』
この本は母に勧められて読んだ本である。
なぜ勧められたのかというと僕がブログを始めるようになったからだ。
一見、よくある文章術の本に見えるが、中身を読んでみると最初の方に
「この本は、よくある文章術のような技術は書いていない、だがうっかり実用的なことも書いてしまうかもしれない」と書いてあるのを見て、
「なんだ、この面白そうな人は」と思ってしまった。
軽くこの著者を紹介しようと思う。この人は田中泰延という人で学生時代に6000冊もの本を乱読してきた早稲田卒の元電通の社員だ。
「学生時代に6000冊」「早稲田卒」「電通」という肩書をみて「この人は信用できる」と思ってはいけない、なのでこの本を読んでこの人が信用できるかどうか確かめてみたかった。
そして読んでみた。
悔しいくらいめっちゃくちゃ面白かった。どのくらい面白いかというと電車の中でこの本を読んでいたら自分の隣にいる人から気味嫌がれるほどだ。
具体的にいうと文章のつくりがリズムよく読みやすい。また、起承転結もしっかりしていてる、そして何より話す内容が面白い。文章の型を話をする際恵比寿の「ひいらぎ」のたい焼きと四谷の「わかば」のたい焼きはどちらがいいか、とか冒頭に「あなたはゴリラですか? YES・NO」とか面白いことしか書いていなかった。しかもこの話が余談なのではなく、内容と関わってきているからとても面白い。
さて、前置きが長くなった。もういいや、と思った方は「好き」と「フォロー」だけして去っていってもらいたい。
僕がこの本を読んで学んだことを一つだけ紹介して、自分なりの解釈を述べこの本をオススメしたい人を紹介して終わろうと思う。結構長いな。
まず学んだことはESの書き方である。よく志望動機に「御社に将来性を感じ」とか「特定の志望動機には具体的な根拠が必要なため企業研究が必要である」とかがテンプレであるが、この本にはそんなものは必要ないと断言している。では何が必要か、それは自分の話をすることである。
あまり本の中身を紹介しすぎるとよくないと思うので自分で例を作ってみてた。
しかし、こう言うと「私はバイトリーダーだったので私にはリーダーシップがあり」といいがちだが、あなたにリーダーシップがあるかどうかは他人だと語っている。また、「私は学生の時に留学し、TOEIC満点でいろいろなところでボランティアをやって、」などあれもこれもやってきた体験談を語る意識高い系がいるが、そんなに色々やっていたら企業側が覚えられないと語っている。では正しい自己紹介とは何か。
一番伝えたいことを一つだけ言うことである。
例えば、「私は手袋の角田と呼ばれていました。」とESに書いたら、
企業は「どういうことだ?」となり興味を持ってもらい、質問してくるだろう。そうしたら「私は手袋にとても興味がありアルバイトで手袋屋さんで接客していました。そして手袋の接客業のプロになり売り上げを伸ばしました」と自分の話をできる。
つまり、ESに詳しいことを書くのではなく要点だけ書けばいい。というやり方なのだ。企業は面接を終えると印象に残った人の話をする。
「手袋の人いたじゃん。角田だっけ。」
「ああ手袋の角田か、面白そうだな。残しておこう。」
となるのである。
恥ずかしながら、私はバイトの面接で落とされた。その理由は分からないが
あれもこれも履歴書に書いてしまったから、印象が薄くなってしまったのではないかと思った。今度、書く機会があれば「デンマークの斉藤」と言おうと思う。なぜデンマークなのかは後々書く。
最後にこの本をオススメしたい人は
「ブログ初心者」「自分の話しかしない人」「THE意識高い系」である。
もちろん学生には全員よんでもらいたい。あと就職活動している人、あと話が面白くない人、あと、、、とやっていたらきりがない。
ここで終わろう。最後まで読んでもらいありがとうございました。
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