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隈研吾デザイン監修!木材の香り漂う『新風館 ShinPuhKan』に潜入


ついに梅雨明けしましたね

連日30度超えの日が続き、暑さに弱い私は避暑地に早く逃げたいのでいい場所はないかと暇さえあれば探しています

どこかオススメあったら教えてください( ^ω^ )

そんな今日は、ついに!やっと!!オープンした『新風館』に先日行ってきたのでそのレポートを書こうと思います


1.サクッと概要

アジア初となる「エースホテル京都」が出店するということで、業界内ではかなり話題となっていた複合施設『新風館』

コロナウイルスの感染拡大を受け当初のオープン予定より、約2ヶ月遅れで2020年6月11日に開業しました

そんな新風館の開発を行なったデベロッパーは、以前私の記事で紹介した背世界初の都市型商業施設「IKEA 原宿」が出店しているウィズ原宿の開発を行なったNTT都市開発

地元の住民の方はご存知かと思いますが、もともと開発前はNTT西日本の前身の会社である電電公社の京都電電ビル西館が建っていました

その後、商業施設「新風館」へ改装(事業主はNTT都市開発)され、今回さらに名称や歴史的建築物である外観はそのままに、『伝統』と『革新』の融合というコンセプトに新たな付加価値を随所に取り入れる形で生まれ変わりました!

"新たな付加価値"というのは、このあと紹介する『隈研吾監修のデザイン』と『シアトル発のホテル業界の革命児ACE HOTEL』です!


2.隈研吾ワールド全開


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新風館を訪れ、まず一番に感じたのは"木材の心地よい香り"です!

京都という街は「景観条例」が厳しいことで有名ですが、隣接する烏丸通や三条通、東洞院通に溶け込む設計デザインによって、世界中から集まる旅行者(こういうご時世なので海外の方はあまり見られず、Go Toトラベルキャンペーン利用者が多く見られた)や、地域の方々の交流拠点として機能していました

『京都の和の伝統を引き継ぐ木組みと、日本の近代建築の巨人吉田鉄郎の設計した京都中央電話局の赤レンガがこの中庭で出会い、木とレンガが新しい会話を始めるだろう。』(#casaのインタビュー記事より)

新国立競技場の設計も手がけた、日本が誇る世界的な建築家・隈研吾が語っているように、新風館のあらゆる場所で"ディテールとマテリアルへのこだわり"を見ることができます(建築関係に携わっているマニアックな人の視点ですが・・・)

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ACE HOTEL内階段の外壁

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ACE HOTEL内にある異素材で構成される壁面


3.アジア初上陸のACE HOTEL

ホテル業界で今盛り上がる「ライフスタイルホテル」(=洗練されたデザイン、宿泊以外の付加価値を持つホテル)ブームの先駆者であるACE HOTEL

1999年にアメリカ・シアトルで最初のホテルをオープンして以降、現在までにアメリカ、イギリスにおいて11のホテルを運営

そんなACE HOTELの魅力は


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商業エリアとACE HOTELを繋ぐ中庭

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宿泊客以外も利用可能なACE HOTELのロビー


日本でも同ホテルのロビー空間を参考にしたオフィス事例が存在するように、気取らず洗練されたインテリアとその国の歴史・文化を感じさせる高いデザイン性を誇る空間、宿泊客以外にもオープンなロビーを設け、宿泊以外の付加価値を提供したエースホテルは、ホテル業界全体のあり方に大きな影響を与えたと言われている

私が大好きな「TRUNK HOTEL」もエースホテルを着想源としている


4.最後に

ACE HOTELが入っている新風館は、京都市営地下鉄「烏丸御池駅」から直結しているため暑い外を歩くことなく辿り着けるので是非!笑

昼食は、京都初出店の「天ぷら天寅」の"変わり衣の七色天丼"がおすすめです



エースホテルは予算オーバー(1泊約30,000万)で泊まれないので、、、

大阪に移動して大好きなマリオットグループのライフスタイルホテル"MOXY"に宿泊しました
(次来るときはエースホテルに泊まれるように頑張ります。。。)

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Gratitude for the meeting!!!



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