折り紙一枚で魅せる、黒いライオン。
地域で行われる展示会に、私の折り紙作品を出すことになりました。
テーマは「動物」に決めたので、とりあえず「神谷哲史作品集2」のライオンを折ってみました。
完全にネタバレですが、審査があるわけでもないし、まぁいいでしょう。
だって、せっかく作ったんだから、早くお見せしたいじゃないですか。
さて、今日のコラムは感想をサクッと。
**❶5年ぶりの再挑戦!
❷黒いライオンもありじゃない?
❸本番はこれからです! **
では、どうぞ。
♦︎♦︎♦︎
❶5年ぶりの再挑戦!
実はこの作品、5年前に一度だけ作ったことがあります。
数々の苦難の末、完成はしましたが、クオリティは無残なものに。
自分の未熟さに、涙を飲んだ覚えがあります。
しかし今回は、苦戦はしたものの、やっと満足のいく完成度になりました。
当時と比べて、少しは実力がついたのかな。
成長を実感できて、とっても嬉しかったです。
❷黒いライオンもありじゃない?
やっぱり私は、黒色が好きなんです。
ヘマタイト(赤鉄鉱)や黒曜石のような、黒光りした感じがたまりません。
薄い色と比べて染料が多く、紙の厚みがネックになるのですが、そのぶん紙質はしっかりしているので、プレスを強めにバキバキと折っていけます。
ちょっとライオンには不向きかな…と思いきや、意外にも良い感じに仕上がりました、
まるで彫刻みたいですね。
やっぱり黒色のシブさは、病みつきになります。
❸本番はこれからです!
今回のものは、あくまでも試作品。
本番の色は、もう決めてあります。
完成したら、改めてお披露目させていただきます。
それにしても…やはり黒色もイイな。
これも並べて出品しようか、真剣に検討しようっと^^
♦︎♦︎♦︎
数年前には折れなかったものが、折れるようになる。
この喜びは、言葉では表せません。
ずっと折り紙を続けてきて、本当に良かったと思います。
皆さんも、今は難しいと思っても大丈夫。
寄り道・回り道をした末に、いつか今回のような再会があるかもしれません。
その際には、一発で折れた時よりも大きな感動があるはずです。
それまで無理せずに、コツコツ積み重ねていきましょう^^
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